ネックの調整が必要だったギターも何本かありました。
ネック調整についてはギター ベースのネック調整とネックの調整で少し書いています。
所変われば品変わる
「所変われば品変わる」と言いますが、居住地域が変わったので温度、湿度管理も少し調整が必要のようです。
防湿庫(デシケーター)の湿度調整ダイヤルもこれまでの位置では乾燥しすぎの値になりました。
これまでネックの反りとは無縁のギターも今回は必要だったりしています。
YAMAHA クラシックギター CG182Cはトラスロッドがないのでネックの反りには注意しなければなりません。
指板の乾燥具合やネックの反り具合をみながら保管時の弦のテンションに気を使っています。
これは楽器店ブランドのJames JE450です。
このエレアコにはトラスロッドがあるので安心です。
保管時は半音下げチューニング状態で今まで問題はありません。
昨日はヘッドのみ登場したYAMAHA 12弦ギター。
30年目がスタートしておりますがメッキパーツ以外は大丈夫です。
これも弦のテンションが高いうえに12本も弦があるので相当ネックに負担が掛かります。
よって、保管時は半音下げチューニング、弾く際にレギュラーチューニングで使用で30年目に入りました。
正式にはEpiphone Les Paul Standard Plus-Topという型名でした。
〇〇〇ヘッドと小馬鹿にされがちなエピレス君ではありますが、言われるほど悪くないし値段を考えたら逆に良いと思います。
ただ重い。肩がこります。(^^;
GROVERのペグなのですが、ちょっとメッキがあまいのか、メンテの手を抜くとプツプツが出てくるので、他のギターよりペグをマメに磨いています。
ネック裏にEpiphone COSTOM SHOPのリミテッドエディションと刻印があります。
可もなく不可もなく普通にセミ・ホロウボディの音がします。(^^)
Elioth S507は一度返品して交換してもらいましたが、マスキングも取り切れず残っていたので自分で落としたりネックポケットに角度調整用のシムの代わりにサンドペーパーが挟まっていました。(^^;
購入後に一番手が掛かったギターです。
しかも永久保証をうたっていた会社はなくなっているようですし。
そうなったら困るねってブログに書いた矢先のことでした。
しかし、このギターピックアップは全てダンカンですし、ピエゾピックアップ内臓ブリッジ、そしてロック式のペグが搭載された結構使えるギターなんです。
これより下の型番ではどうなのか分かりませんがチョット調整すればS507は良いギターになります。
Paul Reed Smith SE Dave Navarro Signature Modelです。
一言でいえばとても弾きやすいギターです。
SEはStudent Editionの略と聞いています。
これからギターを始める方にPRS SEはとても良いギターだと思います。
・・・・・が、最近品質が上がった事にも関係するのですが値段も相応に上がってしまい、以前の「お手軽さ」が無くなってしまいました。
最近の機種は木目も仕上げも調整も、この頃よりワンランク以上あがっているように思います。
B.C.Rich Mockingbird Exotic Classic です。
このギターには年代によりいくつかの仕様違いがあるのでしょうか。
ピックアップがゼブラでないもの、EMGのものを中古屋さんで見かけました。
前の持ち主さんが交換したのでしょうか。
メーカーホームページに掲載されていた頃も日本語サイトと英語圏サイトとではピックアップの柄が異なっていたような記憶がありますが定かではありません。
サスティニアック搭載のSCHECTER Damien Platinum-6 FR Sです。
パーソンズが好きで時々弾いて遊んでいるのですが、シングルコイルでもなくサスティナーでもなく、シンクロナイズドトレモロでもなく、真逆の音がする音で弾いています。
共通点は「サステインが伸びる」
ただそれだけです。(^^;
アイバニーズ Jカスタムもそうですが、特殊なインレイ柄は弾くときにフレットを迷います。
少し弾いたら慣れるのですが、私には標準的なドットが一番です。
Bacchus BST-350Rはピックアップ交換、サーキット交換、ローカットフィルター装着、防ノイズ加工と手を加えまくりのギターです。(^^)
けっこう愛着あります。
バッカスながれでBacchus BJB-400Mです。
主にスラップ用に使っています。
指板やボディ材というよりはピックアップの音色の個性が強く出ている感があるので、ピックアップを交換するとまた性格が変わってくるのかもしれません。
明るく跳ねたような音色です。
最後にギタレレ YAMAHA GL1のメンテナンスです。
コードの抑え方はギターと同じで5フレットカポ装着時がギタレレの開放弦と同じ音程になります。
昨年秋に購入したばかりなのでサッと拭いてフィンガーボードにオイル塗布くらいしか手を入れるところはありませんでした。
けっこう楽しめます。
女性の曲を男性が歌うとき4~5度あげますがギタレレは5フレットカポ状態が開放なので女性アイドル曲を歌うとき用にどうでしょうか。
音色はクラシックギターとウクレレを合わせた様な音色で30:70比率あたりの音色です。
さて、ひととおりのメンテナンスは終了です。
15年くらい近畿圏にいたので広島の気候に合わせた楽器のメンテナンス時期と調整・設定を体得しなければです。
そんな細かな~と思いますが、実際、これまで反ったことのないギターが反っていたので、調整時期の変更や保管時の弦のトルクは考えなくては。
私もこんな変化があるとは知りませんでした。