PR

徒然なる雑詩

徒然なる雑詩

手紙

眠れない夜に ふと君のことを思い出した今はどうしているだろうか 幸せに暮らしてるか?あの頃の二人は若すぎて 互いを傷つけ合ってばかり失うことの意味もわからず 時間だけが過ぎていった今、届くことのない手紙を君に 素直な気持ちで書き綴る僕は今も...
徒然なる雑詩

Jewels

ルビーが照らす世界ではサファイアが広がり、トルマリンがうねり、エメラルドが茂る。いつしかガーネットが世界を包み、やがてトパーズとなる。オニキスの世界を琥珀が照らし、ダイヤモンドが輝く。再びトパーズが世界を包む頃、琥珀は沈みルビーが昇る。繰り...
徒然なる雑詩

今でも・・・

放課後 二人で撮った 記念写真も 今は色あせ過ぎてゆく時間(とき)に僕は残されたあの頃 自転車置いて 話し込んだね この川の横次の春 別れることを 知るようにAh あの時 君の手を離さないでいればAh 今でも 二人で居れただろうか・・・二人...
徒然なる雑詩

永遠の詩

君の住む街に今 冷たい雨が降る寂しさに耐えながら 濡れる鳥のように震える君の肩 抱き寄せてそっと Kissしたこの夜に ダイヤを添えた雪が降る-空に瞬く星が君の肩におちる-遠い時を越えて今 君に出会えた数ある出会い つらい恋僕が僕で君が君で...
徒然なる雑詩

真昼の月

誰もいない公園で 君と空を見てた木漏れ日眩しい夏の 静かな風のなか無邪気なその微笑で 空に帽子をなげるどこまでも続く空の 真昼の月のようにずっとずっと このままでずっとずっと 痛いほど時は流れていく 季節の色を変えてひとつひとつ 覚えていく...