Acronis True Image for Western Digital のビルドが上がって2025年3月21日のリリースで Windows 11 24H2のサポートが追加されています。
ビルド番号は41936でした。
Acronis True Image for Western Digital のバージョンは2025と表示がありました。
Western Digital(WD)のストレージドライブを所有している方はAcronis True Image for Western Digitalをイメージバックアップソフトとして利用してみては如何でしょうか。
Acronis True Image for Western Digital とは
Acronis True Image for Western Digital は Western Digital が自社ストレージ製品所有者のために提供するイメージバックアップソフトでAcronis True Imageの機能限定版となります。
フル機能のAcronis True Imageは公式サイトではサブスクリプション制であり、販路によっては永続ライセンスの提供もされています。
Essentialsで年額5,580円
Advancedで年額8,180円
Premiumで年額13,980円
Amazonでは永続ライセンス版が販売されていて永続版には「2025」が付されています。また、永続ライセンス版にはオンラインコード版とパッケージ版があり、パッケージ版の方が安価となっていました。
スタンダート版1PC(オンライン) 10,512円
スタンダート版1PC(パッケージ) 8,855円
スタンダート版3PC(オンライン) 14,600円
スタンダート版3PC(パッケージ) 12,173円
スタンダート版5PC(オンライン) 18,580円
スタンダート版5PC(パッケージ) 15,491円
私はスタンダード版永続ライセンスのAcronis True Image2025を利用しています。
2025年3月21日にビルド41936でWindows 11 24H2が正式にサポートされています。
過去では
2022年12月29日にビルド39676でWindows 11 22H2が正式サポート
2021年12月21日にビルド39230でWindows 11 が正式サポート
イメージバックアップには予め知っておくこともありますので、利用の際にはWestern Digital公式サイトでAcronis True Image for Western Digitalの説明書をひととおり読んでおきましょう。
下記にAcronis True Image for Western Digitalのダウンロード、説明書、リリースノートが掲載されているアドレスを記しておきます。
https://support-jp.wd.com/app/products/downloads/softwaredownloads
使用できる対象商品
Acronis True Image for Western Digitalが使用できる対象商品は、
My Passport, My Book, WD Drive Plus, easystore, WD Red, Blue, Black, Green, Gold, Purple, My Cloud とWestern Digital公式サイトに表記されていました。
WD、SanDisk、G-Tech などの Western Digital ハードウェアブランドのストレージデバイス、または Western Digital 製ネットワーク接続ストレージを少なくとも 1 台
説明書には上記の記載があるので、Western Digital関連ブランドのストレージでも Acronis True Image for Western Digital が起動するのでしょう。
Western Digitalブランドではないストレージではインストールすることは出来ますが、起動時にドライブチェックが入りWestern Digitalブランドのストレージが少なくとも1台は接続されていないとAcronis True Image for Western Digitalは起動できません。
使用するには
Acronis True Image for Western Digitalを使用するには、購入後90日以内または 2025 年 12 月 31 日のいずれか早い方までに、ダウンロードしてインストールすることで引き換える必要があります。
また、使用期限がありインストール日より5年間となっています。
本日インストールすると2030年6月11日まで使用することが出来ます。
製品版へのアップグレード
Acronis True Image for Western Digitalから製品版にアップグレードを行うことができます。
製品版では5TBのクラウドストレージ、デバイスデータとバックアップの両方を保護する拡張されたマルウェア対策、オンラインダッシュボードによる管理機能を利用できるようです。
「今すぐアップグレード」をクリックするとAcronis(英語)サイトで製品版にアップグレードすることが出来ますが、公式サイトであるので年間サブスクリプション制となっています。
Special offers for Western Digital usersとして、Essentials、Advanced、Premiumが20%OFFで購入できるようです。
Essentials 39.99ドル(5,758円)
Advanced 58.39ドル(8,407円)
Premium 99.99ドル(14,396円)
括弧内は本日の為替レートで円表記しています。
先に記載した日本語公式サイト料金を下記に再掲します。
Essentialsで年額5,580円
Advancedで年額8,180円
Premiumで年額13,980円
日本公式サイトの方が安い?・・・(^^;
1年以上使うでしょうから普通にアマゾンでスタンダート永続ライセンス版1PC(パッケージ) 8,855円を購入した方が良いような気がします。
Acronis True Image 2025 永続ライセンス版と公式サイトのサブスクリプション版との違いです。
Acronis True Image 2025 永続ライセンス版はAcronis True Image Essentials と主要機能は同じということになるようです。
注意点としてAmazon等のオンラインショップで販売されているAcronis True Image は2025永続ライセンス版スタンダートの他に公式サイトと同じEssentials版も販売されているようですが、これはサブスクリプションで1年となりますので、間違わないように「2025」「永続ライセンス版」「スタンダート」の表記を確認して購入しましょう。
Acronis True Image for Western Digitalで出来ること
説明書を見れば良いのですが、誤解を恐れず超簡単に書けば、
1.Acronis True Image for Western Digitalをインストールし、何かあった時用の非常手段としてブータブルメディアを作成する。
2.Acronis True Image for Western DigitalでイメージバックアップをUSB接続などの他のドライブに取る。
OSが起動する場合
3.何かあった時はインストールしたAcronis True Image for Western Digitalを使ってバックアップを取ったドライブのイメージバックアップを使って、バックアップを取った時点に戻す。
OSが起動しない場合
3.事前にインストール後にAcronis True Image for Western Digitalを使って作成したブータブルメディアからAcronis True Image for Western Digitalの復元機能を読み込み、バックアップを取ったドライブのイメージバックアップを使って、バックアップを取った時点に戻す。
最低限、上記のことが出来れば随分と安心感があります。
何かあってOS再インストール時にあれやこれやのソフトをインストールしたり設定する手間が省けます。
もしドライブに物理的問題があっても、ドライブを交換してバックアップを戻すことも可能です。
ただし、その場合Acronis True Image for Western Digitalを使用しているなら起動ドライブ又はバックアップドライブのどちらかがWestern Digitalのストレージである必要があります。
製品版のAcronis True Image 2025/Acronis True Image であるならドライブのメーカーは問いません。
他にも便利な機能がありますがそれは説明書を見てみましょう。
【価格チェックと購入】
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