LGA1150に対応したマザーボードとケース、DVD-ROMとOSのライセンスが
1本余っていたので安価なパーツ構成で1台組んでみました。
CPUはINTEL i3 4160 3.60GHz/2コア4スレッド
2014年第3四半期発売の第4世代CPUです。
このCPUは安価なので1万円くらい。
それに1TBのHDDと4GB×2で8GBのメモリ。
回復ディスク作成用に16GBのUSBメモリ。
OSはWindows8.1PRO 64bit。
サクサクっと組み立ててOSをインストール。
アプデも含めて半日もあれば終了でした。(^^)
さて、このパソコンをDTMで使うとしたら性能は如何ほどなのでしょう。
メモリは8GBなので特に大きなプロジェクトでない限り問題なさそうですし、
1TBのHDDも64MBキャッシュ。
省エネタイプのHDDでは回転数が低いものがありますが、
このHDDは7200rpmなので高速です。
DTMパソコンのCPU選びで紹介しているCPUBoss(http://cpuboss.com/)で
CPUの性能を見てみましょう。
まずはメインPCの Core i7 4770kとサブPCの CORE i7 2600kのベンチマークです。
i7 4770kは第4世代 3.5GHz(TB3.9GHz)4コア8スレッド
i7 2600kは第2世代 3.4GHz(TB3.8GHz)4コア8スレッド
ほぼ同じような動作クロックなのですが、
世代が異なるので1コアあたりの効率やグラフィック性能が異なります。
それではメインPCの i7 4770kとi3 4160の比較です。
結果のスコアは8.4と7.5
i3 4160の動作クロックは 3.6GHz
i7 4770kの動作クロックは 3.5GHz
シングルコアあたりのパフォーマンスは同じような結果になっています。
しかしi7 4770kは4コア8スレッド、i3 4160は2コア4スレッドなので
同時に処理するような高負荷状況では i7 の方が断然パフォーマンスが良いです。
最近のDAWやプラグインの殆どは並行処理に最適化されていますし、
ASIOのパフォーマンスにも影響してくるので、
DTM用途ではもう少し処理能力が高いCPUの方がストレスなく長く使えそうですが、
安価に組めるのでSOHOや在宅ワーク、動作環境テスト機には良さそうですね。(^^)