パッチベイにはストレート接続、ノーマル接続、
ハーフノーマル接続等という記載をみることがあります。
時々、ダブルノーマルも見ることがありますね。
これらのPatch Bayの接続方式のうちうち、
ストレート、ノーマル、ハーフノーマルについて簡単に書いてみます。
ノーマル接続では前面にプラグが差し込まれていない状態でも
内部的に信号が流れている状態です。
前面にプラグが差し込まれると上段と下段の接続が
切断される仕様になっています。
ハーフノーマル接続では出力側の前面にプラグが差し込まれても
上段から下段への信号は切断されず流れた状態のままです。
信号は前面と背面に出力されている状態で、
パラレル出力(接続)となっています。
エフェクトに接続して処理された音と元の音を
ミックスして使用する際に便利な方式です。
DAWのFXチャンネルと似ていますね。(^^)
入力側の前面にプラグが差し込まれた場合は、
上段から下段への信号は流れません。
これはストレート、ノーマル、
ハーフノーマルともに同じ動作となっています。
前面の出力側及び入力側の双方に
プラグが差し込まれている状態での動作も
ストレート、ノーマル、ハーフノーマルともに同じです。
数千円から1万円前後のパッチベイもあるので、
DTM機材の接続をパッチ化したり一元管理したり。
この信号のルーティングを知っていれば、
パッチベイの使い方も広がってきますね。(^^)
配線が増える分、音質への影響は気になりますが、
バランス接続でノイズに強いものとなっていますし、
趣味のDTMでは配線の長さも知れているので
余程安価なケーブルを使用しない限りは
十分許容範囲だと思います。
参考までに以前使用していたBEHRINGER ULTRAPATCH PRO PX2000とDTMデスクの様子です。
あると便利なパッチベイについてでした。