NAB ShowとMusikmesse 2015で参考出品されているTASCAM US-20×20。
USB3.0接続で192kHz/24bitに対応した20イン/20アウトの
オーディオインターフェースでMIDIの入出力にも対応しているそうです。
XLR/TRSの入力は8系統。
TRSの入力が2系統。
S/PDIF COAXIAL(光デジタル)でのマルチチャンネルデジタル入力と合わせて
44.1kHz/48kHzのモードで計20チャンネルの同時入力可能だとか。
また、入力と同様に10系統のTRS出力、S/PDIF COAXIAL、
光デジタル端子によるマルチチャンネルデジタル出力で
合計20チャンネルの同時出力。
アナログだけなら10×10、デジタルと合わせて20x20となるようです。
ただしこれは44.1kHz/48kHzモード時の最大入出力で、
88.2/96kHzモードでは最大で16入力/16出力、
176.4/192kHzモード時では最大で12入力/12出力となるようです。
USB2.0接続でのサンプリングレートは44.1k/48k/88.2k/96k Hz、
USB3.0接続で44.1k/48k/88.2k/96k/176.4k/192k Hzが利用できるようです。
量子化ビット数はともに16bit/24bitです。
マイク入力に装備されたプリアンプのゲイン幅は56dBもあるので、
ダイナミックマイクを使用するときに助かりますね。(^^)
TASCAMの新シリーズであるUS-2×2/US-4×4/US-16×8のマイク入力も
ゲイン幅が57dBとなっています。
TASCAM US-20×20は最近流行りのDSPが内臓されたインターフェイス。
入力全チャンネルに4バンドEQとコンプレッサーが装備されているようですが、
176.4kHz/192kHzモード時ではDSPミキサー上のエフェクトである
イコライザー/コンプレッサー/フェイズ/リバーブは使用できないようです。
DSPミキサー画面で操作できる入力信号のルーティングの自由度も高いようです。
これはステレオバスとAUX(アックス/オグジュアリー)バス。
これはパソコンのバスとのルーティング画面でしょうか。
かなり細かいルーティングが可能なようです。
US-20×20はWindowsは専用ドライバ、MacOSは標準ドライバ、
そしてiPad等のiOSにも対応しているようです。
気になるのは2015年4月8日付けのプレスリリースに記載されている
予定されている特長のところに、
・ギターの直接入力に対応、市販プラグインエフェクトでのサウンドメイキングも可能
こう記載があるのですが、US-20×20の製品情報のページでは
・ギターの直接入力に対応
後半部分がないのです。(^^;
ギター入力の際にWAVES GTR3でも使って
ノリノリで録音できると思っていたのに。笑
TASCAM US-20×20の発売日・希望小売価格は現時点で未定ですが、
私はスタインバーグのUR28M(アナログ4in/6out+デジタル2in/2out)と
24in/24outのパッチベイを使っているので興味があります。(^^)