先日、シェクター Diamond Series PT COSTOMのピックアップを
Seymour Duncan Design HB102 から Seymour Duncan SH-4に換装しました。
ダンカンデザイン HB102はSH-4の廉価版なので
ピックアップをグレードアップした形です。
換装前は音の傾向に大きな変化は無いままで、
ノイズ面や出力面等が改善されればと。
HB102からSH-4に実際に換装した結果はどうだったのでしょうか。
周波数の出力バランスが若干異なるのでしょうか、
音のイメージは似た傾向ですが高域がより目立ちました。
少し暴れ気味なのでSH-4はHB102より
ピックアップを低くセットしました。
ハーフトーンはネックとリアで仕様が異なるHB102の方が綺麗でした。
SH-4はネック用、リア用の区別がないので仕方ありません。
これもピックアップの高さを低くしてある程度改善できました。
歪ませた時の音のツブ立ちや
ピッキングハーモニクスはさすがに良いですね。(^^)
高域の特性を考えるとマホガニーボディが
SH-4には一番合うのかなと思いす。
もちろん弾く曲やエフェクターの特性、好み等にもよりますが。
せっかく換装したけどやっぱり高域のクセが少し強いと思う場合。
SH-4 JB Modelはアルニコ5が採用されたピックアプで、
D.C Resistance 16.40k、Resonant Peak 5.50kHz、
EQ特性はBaas 5/Mid 6/Treble 8というピックアップです。
SH-4の仕様をみても中高域に
特性が振られているP.U.であることが判ります。
ダンカンのサイトにも書いてありましたが
250kΩのポットを採用することもありでしょう。
ギターによってはフィンガリングノイズが気になる場合も。
換装によって巻弦の倍音や
フィンガリングノイズが気になる場合は、
エリクサーやクリアトーン等のコーティング弦を
使用すると少し落ち着いた印象となります。
弦の寿命も長いですし、最近では出力が高くなるものも。
SH-4に限らず、ピックアップの換装による印象の変化は、
ピックアップの高さや使用する弦の種類を変えることで
微調整できるので、ぜひ一度お試しください。(^^)
コメント
こんばんは、御無沙汰してます。
ダンカンのSH-4を搭載ですか~、良いですね。
自分も当初アルダーの物に搭載(TB-4)してたのですがあまりにもミッド~ハイの音が強調されたようになりその後、サブのFBに載せ替えました。
※今は両方ともTB-14で落ち着いてます。^^
ピックアップ選びは中々難しいですがそれが醍醐味ですよね。w
OVANGELION さん、おはようございます。(^^)
巻弦でピッキングハーモニクスを使うことが多いので、
SH-4が好きなのですが、SH-14も気になっています。
確かセラミックのSH-5をアルニコ2にしたのがSH-11、
SH-14(TB-14)は更にアルニコ5にしたものだったような。
私はSH-14にビンテージハイトーン系の
イメージを持っているので気になっています。
P.U.が増えてきたら密かにP.U.の配線を
Car用品か何かでコネクタ式にして
弦交換の時などに簡単に交換できるように
してみたいとずっと思っているのです。(^^)