我が家の財務大臣のご厚意と、このブログからアマゾンで
お買い物をしてくださった方々のお陰で、故障した機器を
早々に買い直すことができました。ありがとうございます。(^^)
スタインバーグのUSB 2.0オーディオインターフェイスで、
アナログ4入力、6出力、デジタル2入力、2出力。
また、iPodなどを接続できる2TR INを装備しています。
このUR28Mは始めてCUBASE AI6がバンドルされた機器でした。
発売当初は環境に依存する問題があったようですが、
ファームウェアとドライバを最新にすることで改善しているようです。
使い方も簡単そうなので、しばらく設定を確認してから
録音を再開したいと思っています。
箱の中にはUSBケーブル、電源(PA-3C)、セットアップガイド、
DVD-ROM(ドライバ・ツール、CUBASE AI6)も入っています。
UR28Mの右上には、UR28Mの特徴でもある3つのモニター環境を
切り替える機能とアウトプットレベル用のボリューム、電源があります。
UR28M右下には、ミュート、モノラルミックス、ディマー、ソースセレクトの
ボタンと、中央上部にはレベルメーターが配置されています。
UR28Mの左上にはインプット1と2に対するHi-Z入力、PAD、
そしてファンタム電源供給のオンオフスイッチがあります。
Hi-Zはギターやベースなどのハイインピーダンスの楽器を
接続する時にオンにします。PADスイッチは入力レベルが
大きすぎる際に-26dB減衰させることができます。
+48Vのファンタム(ファントム)電源供給スイッチは
コンデンサーマイクを接続する時に使用しますが、
BLUE enCORE 200のようにダイナミックマイクでも
ファンタム電源の供給が必要なマイクもあります。
UR28Mの左下には、インプット1と2の入力ゲイン調節ツマミと
ヘッドホン1と2への出力レベルを調整するツマミがあります。
ヘッドホン出力が2つあるのは大変助かります。
CUBASEを操作している人と演奏している人のモニターを
それぞれ最適な状態とすることができます。
また、UR28MではiPodやウォークマン等の機器を接続できるので、
これの入力レベルを調整する 2TR IN 用のツマミがあります。
UR28Mの背面です。
右側から入力1、入力2はマイク、ギター、ライン入力用に
コンボタイプのジャックとなっています。
TSフォン、TRSフォン、キャノン(XLR)の接続に対応しています。
ライン入力3、4はシンセ等を接続できます。(TRSフォン)
ライン出力1~6(TRSフォン)と3系統の出力が可能です。
上の段はコアキシャルタイプのデジタル入出力です。
下の段はヘッドホン出力が2つ。
DAW操作をする人演奏する人の別に、異なったMIXを出力できます。
USBは2.0ハイスピードで、
最大で96kHz/24bitでの録音に対応しています。
iPodやウォークマン等を接続できる2TR INはステレオミニジャックです。
2TR INと記載のある左側のビスに白線で丸印が付けられています。
これは本体にノイズが混入する際に、アース線を接続するために
用意されたアース接続用のビスです。
電源はYAMAHAでお馴染みのPA-3Cでした。
UR28MはDSPを内蔵しており、コンプレッサーやリバーブ等を
内蔵DSPを利用して演算しています。パソコンのCPUパワーを
必要としないので、遠慮なく使用できますね。
内蔵DSPはモニターにだけエフェクトを掛けることもできますし、
エフェクターを掛けた状態で録音することもできます。
また、DSPと同じエフェクターがVSTプラグインで用意されており、
DAWで同じ音を再現することも可能となっています。
ただし、オンラインでライセンス登録が必要で、
PCの環境が変わると使用できなくなります。
この場合は再度アクティベートする必要があります。
また、スタインバーグキー(USBドングル)に
ライセンスを登録することもできるので、
USBキーに登録すれば異なる環境での使用も問題ありません。
バンドルされるDAWは CUBASE AI6でネイティブ64bitに対応した
クロスプラットフォーム仕様です。
UR28MのdspMixFx ミキサー機能は True Integrated Monitoring として、
CUBASEに統合されるので、UR28Mの入出力やDSPの設定は
CUBASEから行なう事ができますし、ルーティング等もプロジェクトの
設定で管理する事ができます。
ドライバやツールをインストールし、UR28M内蔵DSPエフェクトのVST版を
CUBASEで使用するためのアクティベートを行ないました。
私はCUBASE6.5なのでUSBドングルでライセンス管理を行います。
USBドングル(スタインバーグキー)に
VST版エフェクトのライセンスを登録しました。
登録ナンバーを入力した後に、USBキーとハードディスクの
どちらにライセンスを登録するか選択できるので、ここで
青いUSBマークのスタインバーグキーを選択するとUSBドングルで
ライセンス管理が行われます。
ハードディクの方を選択するとソフトウェアで管理されるので、
再セットアップやパソコンを買い換えたときに再度アクティベート
する必要があります。
詳細な仕様やDSPの内容はスタインバーグのサイトを
見れば判るのでここでは書きませんが、日本語サイトに
書いていない情報を少し書いてみます。
以下の情報は購入前では、スタインバーグの日本語サイトから
英文PDFを参照する事で確認できます。
購入後ではセットアップガイドに記載されています。
マイク/ライン入力時(バランス入力)
ダイナミックレンジ 101dB
THD+N 0.002% 1kHz,-1dBFS,22Hz/22kHz BPF
クロストーク >114dB,1kHz
最大入力レベル +22dBu
インピーダンス 4kΩ
最大ゲイン 60dB
アジャストゲイン 44dB
Pad(減衰) -26dB
Hi-Z入力(アンバランス入力)
最大入力レベル +9.8dBV
インピーダンス 500kΩ
ラインアウト(バランス出力)
ダイナミックレンジ 106dB
THD+N 0.001%,1kHz,-1dBFS,22Hz/22kHz BPF
クロストーク >129dB,1kHz
最大出力レベル +16dBu
インピーダンス 75Ω
ヘッドホン出力
35mW+35mW,@40Ω
USBインターフェイス部(USB 2.0)
24bit/44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz
その他
電源部 8.4W PA-3C
サイズ 291×59×164mm
本体重量 1.4kg
動作温度 0℃~40℃
US-144MKII では防音室にインターフェイスを設置していましたが、
UR28MではCUBASE6.5から操作が出来るようなので、
DTMPCの場所にUR28Mを置いて、操作は防音室の中からでも
ワイヤレスで出来るように変更です。
私は生音録音時以外の作業が多いので、
DTMデスクにUR28Mがあったほうが便利です。
さて、これから配線もやり直しです。(^^;
使用できるようになったら、
CUBASEでの録音設定、使い方等も書いてみたいと思います。
コメント
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おおー。
ほんとタイムリーですね。
勉強になります。
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BIG.SMOKY さん、こんばんは。
まさにUR28Mの記事を書くために、
いろいろやっていたところだったのです。(^^)
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ぐ…ぐ、ぐぐ、ぐ…
グレードアーーーップ!! 。
PCのCPUに依存しないエフェクトが使用できるようになるのは強みですね。
このコメントがお目にかかる頃には、ワイヤリング完成を迎えている頃でしょうかw 。
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7th-lab さん、おはようございます。
配線のルーティングも完了しました。
あとは細かな設定と使い方を覚えるのみです。
音が変わったので最初から録り直しです。(^^;