スタインバーグより11月13日(予定)でUR22mkIIが発売されます。
UR22mkIIはUR22の後継機種となるのでしょう。
回路の見直しとCCMモード、ループバック機能の追加により、
iPadへの対応やインターネット配信に対応しました。
ループバック機能がなぜインターネット配信に必要かというと、
上の挿絵が解りやすいです。パソコン再生される音とマイクや
楽器の音を混ぜて送信することができます。
また、UR22mkIIではUSB電源アダプター、
モバイルバッテリーを接続できる5V DC端子も新たに搭載されました。
それではUR22とUR22mkIIを比較してみましょう。
まずはフロントパネル。
その前にサイズと重量は
UR22 158.6W × 45.4H × 158.3D mm / 998g
UR22mkII 159W × 46H × 159D mm / 1.03kg
UR22とUR22mkIIのマイク/ライン1&2のコンボ端子は
XLR(キャノン)の他に標準フォンのTS(モノラル型はアンバランス接続)、
TRS(ステレオ型はバランス接続)を使用できます。
TSとTRSについては過去記事を。
ちなみにTRS(ステレオ型)を使用しても1つのインプットで
ステレオ録音はできません。信号の使い方の違いです。
UR22とUR22mkIIのフロントパネルは同じようです。
UR22とUR22mkIIのリアパネルです。
ラインアウトはUR22、UR22mkIIともにTRSのバランス接続となります。
コンデンサー型マイクを使用する際に必要なファンタム(ファントム)電源、
+48V供給スイッチに位置が異なる他、UR22mkIIにはDC 5V電源と
USBバスパワー電源の選択スイッチが追加されています。
UR22、UR22mkIIともに24bit/192kHzに対応しています。
ダイナミックレンジは、
UR22のマイクインプット時のダイナミックレンジは95dBですが、
UR22mk2ではアナログ回路が見直され101dBとなっているようです。
バンドルされるソフトはUR22、UR22mkIIともに
CUBASE AI(現時点の最新はAI8)がダウンロードできる他に、
UR22mk2ではCubasis LEというiPad用アプリであるCubasisの
機能限定版が使用できます。(キャプチャはCubasis)
Cubasis と Cubasis LE の違いはまた次回にでも。(^^)
スタインバーグのオーディオインターフェイスの種類は、
UR12/UR22mk2/UR242/UR44/UR28M/UR824の6機種。
1メーカーとしては多いほうだと思いますが、
この際ですので私の使用しているUR28Mもmk2となって
現在の形と機能に加えてMIDI入出力端子を付けてください。(^^)
追記:後日購入した際の記事です。
・steinberg UR22mkII