インナーイヤーヘッドホン PHILIPS SHE9720
2015年9月に発売されたSHE9710シリーズの後継機種です。
買い替えの動機は最後に少し書いていますが、
同じメーカーで同じものを選んだのは97シリーズの音が私にとって
可もなく不可もなくちょうど良かったからです。(^^)
値段の割にコスパは良いと言われていますが、
メーカーは同一価格帯で競合する他社製品と
何らかの差別化を図って販売しているわけで、
低音重視型、高音重視型とか、バランス型とかあります。
また、装着感や付属品で勝負しているものもあれば、
おしゃれなデザインで購入者の目を引く商品もありますね。
見ていて楽しいです。(^^)
私の場合は眠れないときに音楽を聴きながら横向きで寝ることが多いので、
その際にイヤホンで耳が痛くないかが重要ですが、
音質は基本的にバランス型を選ぶようにしています。
キューナナの前に購入したATH-CKR3は
Apple EarPodsより少し低域が強い印象でした。
そういった意味では SHE9720 は全体的な特性に可もなく不可もない
ちょうどいいバランスで聞けるので9710の買い替えに9720を選択しました。
就寝時に音楽を聴くときはiPod nanoを使用しているのですが、
イコライザーもフラットのままで聞いています。(^^)
iPod nano、iPad mini2、iPhoneがあるので
それに付属するイヤホンはあるのですが、
寝たまま長時間使用していると
形状のせいか私は耳が少し痛くなるのです。
先代のSHE9710シリーズとの違いについて、
初代9700から並べてみると・・・・。
SHE9700 | SHE9710 | SHE9720 | |
---|---|---|---|
磁気タイプ | ネオジウム | ネオジウム | ネオジウム |
ボイスコイル | CCAW | CCAW | CCAW |
ダイヤフラム | マイラードーム | マイラードーム | マイラードーム |
周波数特性 | 6 ~ 23,500 Hz | 6 ~ 23,500 Hz | 6 ~ 23,500 Hz |
インピーダンス | 16 Ω | 16 Ω | 16 Ω |
最大入力 | 50 mW | 50 mW | 50 mW |
感度 | 103 dB | 103 dB | 103 dB |
スピーカー直径 | 8.6 mm | 8.6 mm | 8.6 mm |
ケーブル長 | 0.6 m + 0.6 m | 1.2 m | 1.2 m |
コネクターの仕上げ | 金メッキ | 24 金メッキ | 24 金メッキ |
ケーブルの種類 | OFC | OFC | OFC |
付属品 | 携帯ケース/延長ケーブル1.2 m | キャリングケース | キャリングケース/ケーブルキーパー |
付属品やカラー以外は基本的に同じようです。
特に9710と9720では音質は同じで、
カラー構成やパッケージ、付属品に変更があっただけと聞いています。
メーカーサイトでは最大入力は「50mW」との記載がありますが、
パッケージには最大入力「30mW」と記載されています。(^^;
フィリップス SHE9720のパッケージの中身。
SHE9720本体。
左がSHE9720、右がSHE9710
腰が悪く寝返りが多いのでaudio-technica ATH-CKR3 は
半年で断線させてしまいました。(^^;
SHE9710が約1年もったことから
少しは腰も良くなって寝返り頻度も正常化しているのでしょうか。(^^)
SHE9710からSHE9720への買い替えは9710が断線気味であったことと、
ツイッターでも書いたのですが、
薬の副作用で私の耳は音程が少し低く聞こえているようです。
どのみち断線気味だったので近々買い換える必要はあったのですが、
これをSHE9710のせいにしてしまった訳です。(^^;