このブログではコンデンサで音が変わるか、ノイズタップで音が変わるか、
マザーボードのチップによる違いなど書いてきましたが、
今回は自作PCの電源を交換するとどうなるかです。(^^)
測定に使用したサブPCのスペックは、
Windows8.1 Pro 64bit+ASUS P8Z77-M PRO
i7 2600K(4コア8スレッド/3.40GHz/TB3.8GHz)
メモリ9GB、SSD RAID0 合計80GB+HDD 320GB。
まずはマザーボードASUS P8Z77-M PROのサマリーです。
ダイナミックレンジは81dB。
これに電源を交換しながら TASCAM US-144MKII と
最新のASIOドライバを使用して測定してみます。(^^)
計測に使用したソフトは RightMark Audio Analyzer 6.4.0です。
いつ買ったかさえ覚えていないサブPCに使用している剛力2 500W。
80PLUS規格についての認証がないので古いものです。
マザーボード搭載サウンドのダイナミックレンジが81dBであったのに対し、
オーディオインターフェイス+古いPC電源でも13.8dBも改善されています。
トータルハーモニックディストーション+ノイズはプアーでしたが。(^^;
メインDTMパソコンに使っていた Win+ 550W、80PLUSブロンズ認証。
これも長く使っている電源です。
ダイナミックレンジは94.9dB。
先ほどの剛力2 500Wは94.8dB。
これは誤差の範囲ですね。
先日購入したAntec EARTH WATTS EA-450-PLATINUMではどうでしょうか。
80PLUS プラチナ認証と負荷時の変換効率も良いですし、
発売時の価格を考えても先ほどの2製品より数クラス上の製品です。
ダイナミックレンジは94.9dB。
剛力2 500W 80PLUS 未認証 94.8dB
Win+ 550W 80PLUS ブロンズ認証 94.9dB
EA-450 80PLUS プラチナ認証 94.9dB
PC電源に関わる負荷時の変換効率認証による、
又はその為に必要な品質がオーディオインターフェイスを利用した際の
ダイナミックレンジに影響するのか。
影響しない。(^^)
使用したTASCAM US-144MKIIはUSBバスパワーなので
DTMPCの電源の質をまともに受けると思ったのですが・・・。
使用したUSBケーブルもプリンタに付いてきたオマケ的なもので、
ラインケーブルも何かに付いていた細い付属品。
今日の結論:DTMパソコンの電源を替えてもそんなに変わらない。
それでは比較サマリを列挙して本日は終了です。(^^)
Frequency response