BOSS Bass Effects Processor GT-1B です。
人生初めてのベース用マルチエフェクターとなりました。
これまではギター用マルチエフェクター/アンプシミュレーターにベース用追加モデリングを追加購入して使用したり、別途ベースプリアンプやDAWでプラグインを利用して録音したり、遊んだりしていました。
BOSS GT-1Bの特徴
2017年7月8日に発売されたGT-1B。
一昨年前にはギター用のGT-1が発売されていたので、ベース版のGT-1Bは1年遅れでの登場となりました。
GT-1は機能も価格も手頃であり、また最新のモデリングであったことで人気が良かったので、ベース版も同じ形状と価格帯で登場するだろうと言われていた機種です。
主な特徴としては、
・BOSS上位機種レベルのサウンドをコンパクトに凝縮
・最先端の独自技術MDPを使用したエフェクトやアンプを搭載
・運搬時にもケースや楽器を傷つけにくい安心のエッジレス設計
・アルカリ単三電池4本で約7時間の駆動ができストリートでも大活躍
・BOSS TONE CENTRALから即戦力のプロ音色をダウンロード
・音楽ジャンル等から音色を検索できるEASY SELECT
・直感的に音色を調整できるEASY EDIT
・外部コントロールやコントロール機能・USB接続等の拡張性も充実
公式動画も一章「準備する」から9章「簡単に音色をエディットする~EASY EDIT」まで、短い動画で簡単に使用できるように工夫された内容となっていました。
単四電池4本で約7時間動作するのも家でチョット遊ぶには十分な動作時間です。
付属品は簡素
・取扱説明書
・「安全上のご注意」チラシ
・アルカリ電池(単3形)×4
・保証書
・ローランド ユーザー登録カード
アダプターもバンドル版DAWも何も付属していません。
オプションは逆に充実?
GT-1Bに使用できるオプションは、
・ACアダプター(PSA-100)
・フットスイッチ:FS-5U、FS-5L、FS-6、FS-7
・エクスプレッション・ペダル:FV-500L、FV-500H、EV-30、Roland EV-5
これまでBOSS製品を使ったことがあるならどれか一つは手元にあるかもしれません。
私はフットスイッチがありました。
あと、アダプターも手元にありました。(^^)
本体のペダルもなかなか遊べました。(^^)
購入時に比較した ZOOM B3n/MS-60B
購入時に同じ価格だったZOOM B3nも試奏してみました。
バージョンがあがりアンプモデリングもエフェクター数も増えています。
発売は1年古い機種となりますが、バージョンアップのお陰でその影響は感じませんでした。
ZOOM B3nとBOSS GT-1Bではどちらも操作性は良くて慣れの問題程度だと思います。
パキンとしたコンプ系やコーラス等の空間系ではZOOM、全体的にクリアでプリセットが使いやすいのがBOSSでした。もちろん私個人の私的な感想ですし、各社リリースされている追加プリセットを利用したり、プリセットを自分で作ればよいのですが。
手持ちのLINE6 POD HD500 ver.2.6/BOSS GT-100 Ver.2があるので、そのセンド/リターンも利用できます。
そこでZOOM MS-50Gが使い勝手も良かったのでMS-60Bも検討材料に入れてはいたのですが、どちらもバージョンが上がり、かなりのエフェクト数が搭載されました。
MS-50GとMS-60Bでは空間系や残響系に共通エフェクトが多かったので、LINE6 POD HD500 ver.2.6/BOSS GT-100 Ver.2のセンド/リターンを使うという方法はやめて、ZOOM B3nとBOSS GT-1Bのを弾き比べてGT-1Bにしました。
エフェクト数の違い
GT-1BとZOOM B3n/MS-60Bではどのくらいエフェクト数が異なるのでしょうか。
BOSS GT-1Bは90種類。
ZOOM B3n Ver.2では105種類(86エフェクト、9アンプモデル、10キャビネットモデル/同時使用エフェクト:7)
ZOOM MS-60BではVer.2でトータル142種類ものベースエフェクトが搭載されました。
こう書けば一番安価なZOOM MS-60Bに軍配があがります。
最終的な購入ポイント
最近、ZOOM社製品を購入する機会が多かったことと、GT-100 Ver.2も気に入っていたので、簡単に遊んだりするのに、コンパクトで手間要らずであること、音色がクリアであったことを理由にBOSS Bass Effects Processor GT-1Bに決定です。
一番最初に入っているNo.1のプリセットは製品の印象をかなり決めてしまいますね。(^^)
あとはオーディオインターフェイスとしてUSBポートが利用できることでしょうか。
BOSS GT-1Bはかなりコンパクト
GT-1Bはストンプボックス約4個分の横幅。
かなりコンパクトです。(^^)
ベース用 プリアンプと比較しても約2個分。
ギター用GT-1が売れまくっているようですが、この音でこの携帯性の良さはかなりのメリットでしょう。
大きなマルチエフェクターは箱の大きなライブハウス用、自宅での練習や小さな箱ではGT-1シリーズでも十分な音質ではないでしょうか。
あとは音色をどのくらい切り替えたり、使用するかで大きなマルチエフェクターかコンパクトなマルチエフェクターという選択肢になるのでしょう。
GT-1Bの音は十分良質です。