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Steinberg UR22C 付属ソフトウェアが VERSION 2 に

UR22C

スタインバーグのUSBオーディオインターフェース「UR-Cシリーズ」に付属するdspMixFx UR-C が ver. 2.0 にアップデートされています。

UR-Cシリーズは2019年10月3日に発売されたモデルで、最大32bit整数/192kHzの高解像度とUSB 3.0(USB Type-C)対応端子で動作し、dspMixFx DSPエフェクトが内臓されたモデルです。

dspMixFx

内臓DSPは dspMixFx ミキサーアプリケーションを使用して操作することになります。

その dspMixFx UR-C が ver. 2.0 にアップデートされました。

アップデート内容は、搭載プラグイン Guitar Amp Classics にノイズゲートとキャビネットシミュレーションが追加され、また、Cubase との連携も強化されており、MixConsole から直接コントロールやチャンネルリンクの設定が可能になったようです。

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UR22CとUR22mkII との違い

UR22MKII

既に生産が完了した UR22mkII との違いはUSBがUSB2.0からUSB 3.1 Gen 1 準拠の USB-C 端子に変更され、最大サンプリングレートが192kHzであることは同じなのですが、AD/DA が24bitから32bitへと大きく変更されました。

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CDは16bitであるので65,536段階ですが、24bitであれば16,777,216段階で、32bitでは4,294,967,296段階です。約1677万段階から約43億段階に・・・説明が面倒なので省きます、量子化と標本化については過去に結構書いているので、興味のある方はこのブログを検索してみてください。(^^;

入力ダイナミックレンジが100dBから101dBに少しだけ向上しました。

1dBは1.12倍なので12%向上しています。

デシベルについても確か過去に書いたことがあるので、興味があるかたは検索してみてください。

あとは、直接 UR22mkII とは関係しないのですが過去機種に搭載されていたDSPが新開発の SSP 3 に変更されました。

上の写真は現在使用している UR28M を分解した時に撮ったカスタムチップですが、SSP2と刻印されています。

これがUR-Cシリーズでは SSP3に刷新されました。

これによってDSPパワーに余裕ができたので dspMixFx UR-C を ver. 2.0 にアップデートすることができたのでしょう。

一番はUSB3.1(USB-C端子)に変更され、より細かな段階で録音でき、なによりDSP機能が使用できるところが大きな違いです。

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マルチエフェクターにオーディオインターフェイス機能があるけれど

dspMixFx

私はマルチエフェクターをメーカー違いで3台持っていますが、場合によってはあえてdspMixFxの機能を持ったURシリーズで録音することがあります。

私が普段使用しているのは、スタインバーグ UR28M(生産完了)ですが、これに接続して 内臓DSPにある Sweet Spot Morphing Channel Strip でコンプレッサーとイコライザーを掛けています。

プリセットのうちの一つを使っているのですが、シングルコイルのクリーントーンやクランチだと「カリッ」とした音になるので、好んで使用しています。

マルチエフェクターだけではこの感じがなかなかでないのです。

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マルチエフェクターのヘッドホン端子でギターを聴いている方で、URシリーズをお持ちの方、かつ、内臓DSPが使用できる機種の方は、是非いちどURのDSP経由でオーディオインターフェイスのヘッドホン端子で聴いてみてください。

なにか発見があるかもしれません。

特典 Steinberg Plus が付いてくる

UR22Cを購入すると購入時最新の Cubase AI をダウンロードすることができます。

これだけですぐにDTMを始められるのですが、特典として Steinberg Plus というものが付いています。

Steinberg Plus とは、その内容は定期的に変更されるそうですが、現在はインストゥルメントとして Groove Agent SE、HALion Sonic SE、Anima、Retrologue、そしてループセット Indie Rock、Ambient Lounge、Progressive House が提供されています。

簡単に書けば、無償インストゥルメントと無償サウンドコンテンツと2GBのサウンド&ループが付いてくるということです。

HALion Sonic SE

これは「HALion Sonic SE」

Groove Agent SE

これは「Groove Agent SE」

Retrologue

これは「Retrologue」

Anima

この「Anima」は、HALion 用ウェーブテーブルシンセサイザー です。

これら以外に2GBのサウンド&ループセットがついてきます。

物価は上がって半導体は入手困難で・・・と暗い感じのDTM業界ですが、お買い得感でしのいでいますね。(^^;

UR28Mが調子悪くなってきたら、今は防音室もないので UR22C で良いかなと思っています。

後日、実際にUR22Cを購入したのでレビューなどを書いてみました。
スタインバーグ UR22C購入しました

 

【価格チェックと購入】
Amazon オーディオインターフェイスの価格チェック
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