一昨年購入したノートPC、富士通製の秋モデルですが、2022年8月のWindows UpdateをインストールしたあたりがらIMEに不具合が発生しております。
基本的に3つの症状のパターンがあります。
1.普通に入力・変換出来るが、入力欄が変わる又はソフトが変わると何も入力できなくなるか、英字しか入力できない。
2.上記の最初から「あああ」と入力しても「aaa」としか表示されない。
3.最初から何も入力出来ない。
おまけ的不具合.例えば「5001」と数字を入力すると何故か逆から「1005」と入力される。
日本語IME不具合は昔からあった
不具合が出ているノートPCはWindows10 21H2ですが、日本語IMEに関わる不具合はWindows10 2004、俗にいう20H1の時代から存在しています。
いっそのことで、Windows11にしてみましたが、症状は変わらず。
最初のキャプチャの画面でIMEを「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がオフになっており、これをオンにして旧バージョンのIMEにしてみましたが、症状変わらず。
「キーとタッチのカスタマイズ」から「各キーに好みの機能を割り当てる」で、無変換キー、と変換キーにキーを当て直したりしましたが、効果なし。
更にいっそのことで購入時の状態ではなく、Windows10をダウンロードしてクリーンインストールし、そこから富士通のドライバを個別にインストールして、最小構成のWindows10環境を構築してみましたが、これも症状変わらず。
OSインストール後にWindows Updateを走らせてしまったので、それが悪かったのかもしれません。
症状が出始めた8月アップデート分も入ってしまいましたし。
あ、書き忘れましたが8月アップデート後に症状が出始めたので、最初にシステムの構成から「システムの復元」でロールバックしてみましたが、恐ろしく長い時間を有した結果、症状変わらずでした。
で、もしかしてノートPCのキーボードにそもそも問題があるのかもと思い、USB接続のキーボードや無線接続のキーボードで試しましたが・・・・症状変わらず。
ハードウェアの問題ではないようです。
Microsoft IME 以外でも同じでした
試しにプリインストールされていたATOKを試して、ATOKを使用してみましたが症状は同じで改善されませんでした。
ついでに書けば、タスクマネージャーからプロセスにある「CTFローダー」を終了して再起動させても改善されません。
いったい何なのでしょう。
IMEに関係のありそうな更新プログラム
KB4565503
KB4571744
KB4586853
KB4601382
Windows10のどのバージョンに対応する更新プログラムなのか、まだしっかりと調べていないのですが、上記の更新プログラムがIME不具合に関する修正を行っている。または改善を行っている更新プログラムということは調べました。
ただ、上記の更新プログラムにもIMEに関する既知の問題が掲載されており、完全ではないようです。
私の環境では、もう少しIME問題の影響は続きそうです。