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RYZEN7 1800X+ASUS PRIME X370-PRO 不具合について

AMD RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROの組み合わせで組んだ際に発生した不具合についてまとめてみます。

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AMD RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでの不具合

既に稼働していたINTEL i7 4770KのSSDをセットしてWindowsを起動し、AMDのドライバを読み込み、Windows10を再認証したので、クリーンインストールした訳ではありません。

BIOS組み上げ直後の最新版(BIOS 0504)を使用。

そのことを踏まえて。

不具合1:USB機器を多数セットした状態ではBIOSすら起動しないことがあった。

対応策1:マウスとキーボード以外のUSB機器を取り外して起動。

その後、Windowsが起動した後にUSB機器をセット。

それでも特定のUSB3.xポートにUSBハブ(2.0ハブ含む)を使用すると時々BIOSが起動しないことがあった。

不具合2:USB3.0、USB3.1ポートが不安定

不具合1にも関係しますが、USB3.0ポートに接続したUSBハブ(ボード及びバックパネル)の機器が接続と切断を繰り返す。

特にUSB3.0ポートにUSB3.0ハブを使用し、USB3.0機器(USBメモリ含む)を使用するとUSB機器が不安定。

USBメモリを使用してのBIOSアップデート、Windowsのインストールは慎重に

初物には付き物なので特に何も思いませんが、現在の状況ではUSB3.x関係は不安定と思って良いと思います。

BIOS、USB3.xドライバ、チップセットドライバのアップデート、WindowsUpdateを待つしかありません。

まず最初に、その時点での最新版BIOSとマザーボードドライバをインストールすると良いのかもしれません。

Windows10の問題

どうもRYZEN7 1800Xの物理コアと論理コアをスケジューラで上手く認識していないようです。

これはアップデートで対応することがマイクロソフトのMicrosoft Supportアカウント(@MicrosoftHelps)で発言されていました。

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ASUS PRIME X370-PROのUSBポート構成

これはマザーボード上のUSBポートの位置と対応するコントローラです。

これはバックパネルのUSBポートと対応するコントローラです。

ASUS PRIME X370-PROだけを購入するとUSB機器はUSB3.xポートを使用するしかありません。

搭載されているAMD X370の仕様をみると、USB 3.1 G2 + 3.1 G1 + 2.0という表記があり、それぞれ2+10+6という数字が当てられています。

ということは、X370のUSB3.xの仕様は3.1仕様ということでしょう。

これはマザーボードのUSB2.0ポートを使用するモジュールです。

私はこれが数セット手持ちにあったので、最初はこれを利用してBIOSのアップデートに使用するUSBメモリを接続しました。

ボード上のAMD X370 USB3.0ポートはフロントパネルのメディアカードリーダーに使用していますが、時々、切断と接続が発生します。

バックパネルで使用していないのは、AMD X370 USB3.0×2とASMedia USB3.1×2ポートです。

ここは私の環境では不安定です。

バックパネルのAMD RYZEN USB3.0ポートは全て使用しています。

ここにはUSB2.0ハブを接続し、DTM関連のUSBライセンス管理機器、マウス・キーボード、USBメモリを接続しています。

あとは使用頻度が少なく、転送データ量の少ないDTM機器を接続しています。

先の写真のマザーボード上からUSB2.0ポートを4つ引き出せるモジュールには使用頻度の高いオーディオインターフェスを接続しています。

この状態で現在のところ特に不便は感じていません。

追記:後日、USB3.0拡張ボードを購入し、マザーボードからのUSB2.0×4、フロントベイでマザボ上のUSB3.0ポート、別途購入した拡張ボードUSB3.0×4ポートで使用していますが、マザボからのUSB2.0ポート及びフロントメディアベイに使用しているX370 USB3.0が不安定になる時がありました。

初物なのである程度は仕方ない

Windows10側の最適化や使用するソフト側の最適化には暫く時間が掛かるかと思います。

INTELがハイパースレッティングを搭載した時もCUBASEでは対応が完了するまでその機能をオフにして使用することを推奨していましたし、コア数が増えた時もマルチスレッド時の遅延についてアナウンスされていた時期がありました。

使用するソフトによってはこれまでより遅く感じ時もありますし、簡単な処理のソフトでは体感的には同じかなと感じます。

逆に負荷が軽くなって快適なソフトもありました。

暫く経ってWindows10やソフトウェア側の対応が進めば快適度はもっと増すでしょう。

これも楽しみの一つなのです。(^^)

追記:後日、遅れて到着した電源に交換してみましたが症状は変わりませんでした。電源ユニットに関連は無いようです。

これまでのRYZENでDTM PC関連まとめ

AMD RYZEN 7シリーズ発売 (2017/02/27)
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