以前に使用していたH2が壊れ、H1を購入して使用していたのですが、職場に持って行ったきりになっていたので、新しくH1nを購入しました。
写真左がH2で2007年8月モデル、右がH1で2010年8月発売のモデルです。
ZOOM H1n
H1nは2017年11月に発売されたモデルで、現在、細かな不具合修正が行われたファームウェア1.19がリリースされているのでアップデートしておきましょう。
私の場合、購入時のファームウェアはリリース当初の1.17でした。
最新機種のH1nでは表面にコントロール系が配置されており、実際に使用してみるとかなり使用感が改善されています。
また、コンデンサマイクのガードもしっかり保護される形に変更されています。
カメラの三脚等に固定して使用するとき、表面から操作できると使い勝手が良いです。(^^)
H1が単三電池1本であったのに対し、H1nでは単四電池2本仕様に変更されています。
重さはどちらも電池含まずで60g。
液晶もオレンジからホワイトに変更されています。
ホワイトの方が確かに見やすいです。
購入にあたって検討した機種 TASCAM DR-22WL
ZOOM H1nとどちらにしようか迷っていたTASCAM DR-22WL。
Wi-Fi対応や4GB microSDHCカード、USB接続ケーブルが付属しているので価格はDR-22WLの方が少し高いです。
内臓マイクはH1nが最大入力音圧 120 dB SPLに対し、DR-22WLは125dB SPL。
大音量の録音にはDR-22WLの方が有利です。
重量は電池含まずで123g、ちなみに単三電池2本使用です。
迷った結果 ZOOM H1n にした理由
まずは、オーバーダビング出来ることが条件でしたので、この点でH1nの上位機種であるH2nは候補から外れました。
音質面ではTASCAMの方がクリアに聞こえるのですが、どちらもコンデンサマイクなので角度と距離によって音質に差が出るので、正確な判断は難しいです。
また、無線を使っていないH1nの方が壊れにくいかなと思ったり。(^^;
付属品の少ない(本体と動作確認の電池だけ)H1nですが、H1を使っていたので慣れているということと、オーディオインターフェイス(Mic)として使用できるのはH1n、故にバンドルソフトとしてCubase LEとWaveLab LEのダウンロードライセンスが付属しています。
このあたりはH1nのアドバンテージでしょうか。
結局は小さい軽い慣れている、オーディオインターフェイスとして利用できるということでH1nにしました。(^^)
音質は旧機種のH1と変わった感じはしませんでした。
便利なオーバーダビング機能
H1との大きな違いはスイッチ類の配置による操作性の向上とオーバーダビングが可能になったことでしょうか。
CUBASEでメトロノームファイルを作成してH1nのmicroSDカードに入れてみたのですがH1nでは認識しませんでした。
サンプリング周波数とビットレートは録音時の設定と合わせているのですが・・・・。(^^;
ふとH1nでの録音時に保存されるファイル名の法則にしたがってファイル名を変更してカードに入れてみると上手く再生されました。
メトロノームの音を入れて、それに合わせてオーバーダビングするもよし、アーティストの曲に合わせて弾いてみるもよしです。
メトロノームに合わせてギター弾く。
弾いたギターに合わせて歌を入れる。
ギターを更に重ねる。
CUBASEでファイルを読み込んでEQで整えるとチョット手の込んだ弾き語り曲が完成です。(^^)
しかしあれですね。
1万円少々の機器ですが、コンデンサマイクなので角度や距離によって大きく音質が異なります。
フィンガーノイズやタッチノイズが気になるときはマイクの位置と感度を調整してみましょう。
エレガットギターの場合、ラインで録るよりナイロン弦らしく録れました。(^^)v