スタインバーグからURシリーズの入門用オーディオインターフェイスとして、
UR12が12月20日に発売されるようです。
Steinberg UR12
UR12は2イン2アウト。
一基のD-PREマイクアンプを搭載したUSBオーディオインターフェイスで
WindowsではWindows 7 SP1/8/8.1、Mac OS Xでは10.7.5/10.8/10.9、
iOSではiOS 6以上で動作するiPad 2以上のモデルとなっているようです。
基本的な仕様は、量子化ビット数は24 bitまでに対応し、
サンプリング周波数は44.1/48/88.2/96/176.4/192kHzに対応。
周波数特性は20Hz~22kHzでダイナミックレンジは101dBとなっており、
インターネット放送に便利なループバック機能も装備されているようです。
本体サイズは159 (W) x 46 (H) x 144 (D) mmで
フルメタルボディのUR12の重さは850g。
そしてCUBASE AI7のダウンロード版がバンドルされています。
それでありながら価格は1万円前後。(^^)
ただしUR44/UR28M/UR824にあるような内蔵DSP機能は省かれています。
UR12のフロントパネルとリアパネル。
フロントパネルにはインプットゲイン1、
ファンタム電源を供給可能な入力1(XLR端子)、
ギター入力可能な入力2(Hi-Z端子)、インプットゲイン2、
アウトップトボリューム(ライン/ヘッドホン)、
ダイレクトモニタースイッチ、ヘッドホン出力があります。
リアパネルにはiPad利用時に5V電源を供給するUSB mini A port、
電源の切り替えスイッチ、USBポート、アナログRCA出力、
コンデンサ型マイクにファンタム電源を供給する+48Vスイッチがあります。
iPadと接続する時はカメラコネクションキットと
USB mini A portからのDC5V電源の供給が必要のようです。
同じ大きさで少し価格帯が上のUR22との棲み分けはどうなのでしょう。
量子化ビット数とサンプリング周波数は共に24bit/192kHzまでに対応。
周波数特性はUR12が20Hz~22kHz、UR22は20HZ~20kHZ。
ダイナミックレンジはUR12が101dB、UR22は95dB。
ループバック機能についてはUR12は有り、UR22は無し。
マイクプリアンプの数はUR12が1基、UR22は2基。
MIDI入出力はUR12は未装備、UR22はMIDI in/outを装備。
内蔵DSP機能はUR12/UR22ともに無し。
他に端子形状や細かな仕様や機能の違いはありますが、
ざっくり書くと上記の違いになります。
この価格でCUBASE AI7も付いていますし、入門用インターフェイスとして、
また、モバイル用のセカンドとしてUR12は良いかもしれません。