LINE6 AMPLIFi TT
箱ボロで安価に購入したAMPLIFi TT。NAMM Show 2015での機種でしたっけ。
iPhone、iPad、AndroidデバイスとBluetoothで接続して本体の設定やエディット、そしてモバイルデバイスに保存された曲に合わせてギターが弾けます。逆をいうとiPhone、iPad、Androidデバイスが必須の機器です。
AMPLIFi TTに内蔵されるのは、70種以上のギターアンプ、100種以上のエフェクト、20種以上のスピーカーキャビネットでエフェクトは最大8エフェクト同時に使用できます。
面白いのは再生される曲に合わせたセッティングを提示してくるところ。洋楽の有名なロック曲ならそれなりに楽しめる機能です。(^^)
LINE6 AMPLIFi TT
フロントパネルからは簡単なツマミでの設定の他に、トーン4種とテンポ、チューナー等へアクセスできます。
リアパネルにはアンプ・アウト、RCAメイン・アウト、1/4インチ・メイン・アウト、オプティカル・アウト、USB ポート、FBVインプット、パワー・サプライ・インプットがあります。
USB ポートでWindows、Macと接続してドライバをインストールすると、ファームウェアアップデートが可能になります。また、オーディオインターフェイスとしても利用可能となります。
ちょっとした録音にも使えるのでいつものデスクの上に設置しました。(^^)
まずは本体ファームウェアの更新
購入時のファームウェアは2.0だったので、Line6のサイトからLine 6 UpdaterとLine 6 Driver2をダウンロードして、オーディオドライバのインストールとFlash Memory(ファームウェア)を最新の2.50.2に更新しました。
あとはiOSデバイスやAndroidデバイスにAMPLIFi Remoteをインストールし、AMPLIFi TTのフロントパネルにあるBluetoothのペアリングボタンを押して、iOSデバイスやAndroidデバイスのBluetooth接続設定画面でペアリングすれば完了です。
iOSデバイスやAndroidデバイスにインストールするAMPLIFi Remoteは最新版となるので、AMPLIFi TT本体のファームウェアは必ず最新のものに更新しておく必要があります。
本体ファームウェアが古いと接続が不安定になるなどの不具合があるようです。
オーディオインターフェイスとしてのAMPLIFi TT
CUBASE PRO9を起動するとASIOドライバの選択画面が表示されるので、ASIO AMPLIFiを選択します。
初期の設定であるASIO Buffer SizeがExtra SmallとMediumの中間設定である場合のレイテンシーは、入力で5.292ms、出力で15.625でした。
ASIOバッファーサイズをExtra Smallに設定すると、
レイテンシーは入力で3.958ms、出力で8.625msとなりました。
あたり前ですが、普通に録音できました。(^^)
洋楽好きに便利なトーンマッチング・テクノロジー
トーンマッチング・テクノロジーは再生される曲に合わせたギタートーンをクラウド経由で提示してきます。
もちろん自分で作ったトーンをアップロードすることも、本体に保存することも可能です。
曲の再生はAMPLIFi Remoteアプリで行います。
QUEENのKiller Queenを再生してみました。
その右側にトーンの候補が表示されるのですが、曲名ドンピシャの「Killer Queen」というプリセットが表示されました。
読み込んだところ、なかなかよく似ていました。(^^)
こんどはARCH ENEMYを再生。
曲名ドンピシャはありませんでしたが、リード、リズムなどのトーンプリセットが表示されました。
Dream Theaterではどうでしょう。
これも曲名ドンピシャはありませんでしたが、ペトルーシ先生のトーンが表示されました。
CASIOPEA のFightman、ドンピシャトーンありました。チョット評価が少ないようですが。(^^;
GALNERYUS ではSyu toneというプリセットがアップロードされていました。
X JAPANもいくつかの曲名でプリセットがアップロードされていました。
これらを選んで弾くもよし、自分で作ってもよし。
なかなか面白い機能ですが、やはり洋楽でしかも有名な曲の方がバンド名やギタリスト名だけでなく、曲名ドンピシャのプリセットが多いようです。
FBVインプット
本体背面にあるFBVインプットには FBV Express、FBV Shortboard MkIIを接続することができます。
我が家にあるのはFBV Expressですが、いちばん元を取っている機材でしょうか。
PODxtで使うために購入し、POD Farmでも使い、Spider IV 30でも使い、そして今度はAMPLIFi TTでも使えるという。(^^)
といっても、FBV Expressで出来ることはプリセットA、B、C、D の選択、タップ・テンポ、チューナー、アサインしたパラメーターをエクスプレッション・ペダルでコントロールすることくらいですが。(^^;
これがFBV Shortboard MkIIならプリセット内の各エフェクトのオン・オフと内蔵25プリセットへのアクセスと切り替えも出来るようになります。
説明書に書いていないことをいくつか
AMPLIFi TTの説明書は簡素なもので細かくは書かれていません。
そこで説明書に書いていないことをいくつか。
Bluetoothのバージョンは2.1でコーデックはSBCのみ
SBC(SubBand Codec)は、BluetoothオーディオストリーミングA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)の必須コーデックで299kbps~345kbpsに対応するコーデック。
A2DPには他にもAAC、aptXといったコーデックがオプションとして存在しますが、Phoneで使用できるコーデックはSBCとAACの2種類です。たぶん汎用性を持たせるためや、「デバイスによって接続できない」ことを防ぐためにA2DPに必須のコーデックを採用しているのかと。
ただし、データ転送レートを抑えて通信の安定性を優先しているので、音声信号の圧縮率が高めに設定されていることが多く、音質はAACやaptXの方が良いとされています。
AMPLIFi TT本体の初期化
マスターボリューム・ノブとトーンボタンを押しながら電源を投入。
これは未確認だけど
AMPLIFi TTのトーンは手持ちのPOD HD500と違い、もちろんPODxtとも違います。
POD X3時代のエンジンに手を加えたものでしょうか。
AMPLIFi TTは同時に8エフェクト使えることから、HDモデリングだとDSPが高いのでこの価格にならないと思いますし、XT時代の音よりはトーンが明瞭なのでその中間のPOD X3時代のものなのかなと。
私の印象はPOD FarmとX3の良いとこ取りの音で少し抜けが良くなった。といった感じでした。
最新技術をAMPLIFi用に味付けしたと言われればそうとも思いますが低音弦のミュート感はX3時代に近いような・・・。(^^;
まぁ、楽しい機器なので何でも良いのですが。笑