2.5インチSSD Samsung 850EVO 500GB を購入しました。
これまで使っていた Crucial MX200 が2年経過したので、メイン用に使っていることもあり定期刷新のつもりでしたが、500GB版は昨年購入したばかりで250GB版の購入時期と間違って覚えていました。
まぁこれからメモリ関連は高値が続くので、セールの時に買っておいて損はなかったでしょう。
せっかくなのでメインPCのSSDと入れ替えておきました。(^^;
Samsung SSD 850EVO 500GB
Samsung 850EVO 500GBは3D V-NAND技術によるTLCメモリー。
シーケンシャルの読み出しは 540 MB/s、書き込みで 520 MB/s がメーカー公称値です。
コントローラーはSamsung自社製「MGX」、2014年12月に追加されたモデルなので現在流通分ではファームウェアも十分安定しています。
同じ価格帯ではWD Blueがありますが、公称値関連ではWD Blueの方が若干性能が高めです。
実のところ、500MB/sを超えると少々の性能差では体感速度に差を感じないですし、一昔前と比較して寿命も気にすることはなくなりました。
WDはイメージバックアップソフトがダウンロードできますし、Crucial MXシリーズ等は専用ユーティリティでファームウェアの更新が簡単です。
しかし、まだ使ったことがないものにしてみようと今回は食わず嫌いだった「Samsung」製に。
付属するSamsung Magicianは案外便利
850EVO に付属するROMやダウンロードで使用できるSamsung Magician。
各情報を表示させたり、
ベンチマークができたり。
SSDの高寿命化やパフォーマンス向上に関わる独自設定も可能です。
キャッシュメモリをDDR3で512MB搭載しているようなので、反応も良く速いです。
旧機種840EVOを比較して、長期使用での速度低下は10%改善されているようですし、3年保証から5年保証に変更されています。
高速化設定:エンハンストRAPIDモード
850EVOではメインメモリの空き容量をキャッシュとして利用し、SSDの性能を上げる「RAPIDモード」が利用できます。
使用頻度の高いデータ、アプリを自動的に選別し優先処理を行う「リードアクセラレーション」と、最大32個までの書込み命令の並列処理を行う「ライトオプティマイゼーション」が主たる機能で、最大メモリ使用量を従来の1GBから最大4GBに拡大することによって、ランダム性能で2倍の高速化を実現しているそうです。
この高速化設定は使用環境により逆に遅くなる場合もあるようですが、体感で感じるようなら使用しなければよい話。
せっかくなので使用してみる設定で様子をみています。(^^)
2月上旬には後継機種が発売
860EVO 500GB | 850EVO 500GB | |
---|---|---|
NAND | V-NAND TLC(3ビットMLC) | V-NAND TLC(3ビットMLC) |
コントローラー | MJX | MGX |
キャッシュメモリ | 512MB LPDDR4 | 512MB LPDDR3 |
シーケンシャル読みだし | 560MB/S | 540MB/S |
シーケンシャル書き込み | 520MB/S | 520MB/S |
4KBランダム(QD1)読み出し | 10,000 IOPS | 10,000 IOPS |
4KBランダム(QD1)書き込み | 42,000 IOPS | 40,000 IOPS |
4KBランダム(QD32)読み出し | 98,000 IOPS | 98,000 IOPS |
4KBランダム(QD32)書き込み | 90,000 IOPS | 90,000 IOPS |
MTBF(平均故障間隔) | 150万時間 | 150万時間 |
TBW | 300TBW | 150TBW |
来月には後継機種となる860シリーズが登場するようです。
より高速化、高耐久性となっています。
リリース価格は現在より高くなっていると思いますが、850シリーズの価格は下がってくるのでお買い得かもしれません。(^^)