PCの電気料金

パソコンを使用している際の電気代はいくら掛かっているのでしょうか。

先日、3rdPCを組んだ時にアイドル時とCPU&GPUにベンチマークで負荷を掛けた状態でその消費電力を図ってみました。

(写真は少し前のRYZEN PCです)

3台のPC

DTM用高性能PC

CPU:AMD RYZEN 1800X
メモリ:DDR4 32GB(4枚)
グラフィック:AMD RX-460
ドライブ:SSD×2、HDD×2(3TB 7200rpm/4TB 5400rpm)
ファン:12cm×4
マザーボード:M-ATX
電源:600W 80PLUS Bronze

お遊び&仕事用

CPU:INTEL i7 4770K
メモリ:DDR3 16GB(2枚)
グラフィック:CPU内臓
ドライブ:HDD×1(1TB 7200rpm)
ファン:12cm×2
マザーボード:M-ATX
電源:550W 80PLUS Bronze

普段使い用

CPU:INTEL i3 4160
メモリ:DDR3 16GB(2枚)
グラフィック:CPU内臓
ドライブ:SSD×1/HDD×1(3TB 5400rpm)
ファン:12cm×1/14cm×1
マザーボード:M-ATX
電源:450W 80PLUS PLATINUM

消費電力

DTM用高性能PC:アイドル時:65W/高負荷時:213W
お遊び&仕事用:アイドル時:47W/高負荷時:110W
普段使い用:アイドル時:25W/高負荷時:84W

電気料金計算

電気料金の計算の元となる1kWh単価は、平成26年4月28日付 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「電気料金の目安単価の改定に関する件」に記載される1kWhあたり「27円(税込)」を参考とします。

この単価は基準に該当する製品である場合、カタログなどに記載される電気代計算の元となる目安単価となっています。

それぞれのPCを1日4時間1ヵ月(30.4日)使用した際の電気料金を計算してみました。

DTM PC(RYZEN7 1800X PC)
アイドル時:214円(65W)
高負荷時:700円(213W)

お遊び&仕事用(CORE i7 4770K PC)
アイドル時:155円(47W)
高負荷時:362円(110W)

普段使い用(CORE i3 4160 PC)
アイドル時:83円(25W)
高負荷時:276円(84W)

計算式は「消費電力(w)」×「1日使用時間(4h)」×「日数(30.4)」「1kWh単価(27円税込)」です。

これに液晶モニタの電気料を加えてみます。
普段使用している「LG ULTRA HD 4K MONITOR 27UD58」の消費電力は29.5W、最大で37Wのモデルです。

標準時の消費電力を用い、同条件で計算すると「97円」となります。

仮にDTM PC が軽い処理を行っている状態で100W消費される状態として、これにモニターを加えると「426円」となり、普段使い用PC が軽い処理を行っている状態で45W消費する状態としてモニターを加えると「245円」となり、その差は「181円」であり、1年での差は「2,172円」となります。

自作は趣味なのでお金を気にして作る訳ではありませんが、3年使うと想定すると足りないパーツの購入価格が6千円以内なら、4年目から「元」が取れる計算です。(^^)

電源の種類と重要性

自作では「電源はケチるな」と言われます。

これはPCの求める電力が安定して供給できないとPCが不安定になることがありますし、電源が壊れると他のパーツを巻き込んで損害が広がってしまいます。

また微々たるものですが電源の「80PLUS認証」でPCの構成が同じであっても消費電力が多少変動します。

80PLUS認証 50%負荷率での変換効率

・STANDARD 80%
・BRONZE 85%
・SILVER 88%
・GOLD 90%
・PLATINUM 92%
・TITANIUM 94%

ブロンズを除いて、出力50%が変換効率が高くなっているので実際の運用ではシステム全体最大消費電力に対して50%~70%を加えた電源を使用します。

同じ600W電源でも変換効率の違いによって消費電力がことなりますし、その差は「熱」となって放出されます。

600W×50%×85%(BRONZE)=255W
600W×50%×90%(GOLD)=270W

仮に変換効率の良いとされる50%であると、BRONZEでは225W、GOLDでは270Wとなり、その差15Wは熱になります。

15Wの電気代は先の計算に当てはめると50円/月となり、年額では600円の差となります。

電源の場合は電気代というより造りの良い方が重要であり、変換効率の良いものはそれなりの部品を使っていると思うので、GOLD以上、一次側に105°コンデンサーかつ日本製と書いてあれば安心です。

KRPW-N600W/85+

RYZEN PC に玄人志向 KRPW-N600W/85+を使用していますが、この電源はBRONZEであり、コンデンサについても一次側、二次側に何を使用しているのか記載はありません。

ベンチマーク中に電圧の変動をみても12V,5V,3.3Vに大きな変動はないですし、最大で213W消費のPCであることから600W BRONZE でも大きな負荷は掛かっていないようです。



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