私はギターを始めた頃に、
ギターシンセサイザーを弾いていた事があります。
YAMAHA G10 と専用MIDIコンバーターG10Cを買ったのは、
十代終わりで、当時でG10/G10Cともに10万円位だったと記憶しています。
さすがに音源までは手が出せなかったので、
当時使っていたYAMAHA V2というシンセや
テクニクスのシンセ(型番失念)につないでいました。
これにラックエフェクターのSPX50Dを2台を通して
音を出していました。(1台のSPX50Dは借り物でした)
この頃、ギターシンセはまだ一般的ではなかったので、
相当好奇な目で見られた記憶があります。
変な形のギターでピアノやシンセのフレーズを
弾いていたのですから無理はありません。(^^;
弦は6弦全てに3弦を張るので、
弾いている感じが独特で最後まで馴れませんでした。
アーミングやライトハンド、単音、コード弾きはOKですが、
ミュート奏法やスイープは出来ませんでした。
スイープは理論的には再現可能なのですが、
ギターの様には聞こえませんでした。
普通のギターを弾いている時もSPX50DとシーケンサーQY10を使用して、
ピッチシフトのインターバルををMIDIでコントロールすることで
ハーモナイザーの様に使ったり、同じ音を16分音符で弾いているのに、
MIDIデータでピッチシフトインターバルをコロコロ変えていました。
今でいう、アルペジエーターみたいな感じです。
これをSPX50Dを2台使って同時にやってみたりしていたので、
邪道だの卑怯だの、そうとう言われました。陰で。(^^;
逆にシンセを弾く方には喜ばれました。
ヘッドホンでドンカマ聞きながら弾いていたのも
珍しかったみたいですね。
ドラムの方は面倒だとドンカマを相当嫌っていました。
仕方なくドンカマは止めて、ドラム音色で曲の前にカウント4と、
曲中は打ち込みでバスドラムの一部をモニターに流しての
リズムキープに変更しましたが、今度はPAさんやハウスの方に
面倒だと嫌がられました。(^^;
お前はなんで普通にギターを弾けないのかと。(^^;
それならばと曲を作るときに使っていた、
4trカセットMTRに録音した音を使おうかとも思いましたが、
ピンポンで相当音が劣化して「サー」というヒスノイズも
目立ったので、これはボツ案でした。
その後に、シーケンサーはQY300を経てDTMセットの
ハローミュージック80でパソコンで行うようになり、
シンセギターも手放してサスティナー搭載ギターに手を出しました。
今はE-BOW PLUSで代用しています。
カセットMTRもZIPドライブに録音するVS-840Sを経た後、
MIDIキーボードの YAMHA KX-25を買ったのを契機に、
録音もPCベースとなりました。
DAWとして使ったのはKX-25にバンドルされていた
CUBASE AI4が初めてでした。
それまで使っていたXGworksやSOLでは
MIDIデータでギター練習用のオケを作り、
MU80やMU500で鳴らしていました。
私が自分のことをギタリストと絶対書かないのは、
ギタリストを名乗れるほど上手くないのもありますが、
もしかしたら、昔にギター仲間からギタリストと
認めてもらってなかったと心の中では思っているのかも知れませんね。
若き多感な時期のトラウマというやつでしょうか。
いや、その頃から色んな楽器を弾いていたので、
自分が名乗るべき「~ist」を見失っていたのしょう。(^^;
若き日に悔いが残るとすれば、
レコンポーザーも使っていた時期があるので、
レコポの流れる画面傍らにシンセギターで
TMNのGET WILDをやりたかった。(笑)
コメント
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懐かしい名前が沢山でてきましたね
自分はDAWを始めたのは
98年でした、でも当時のDAWは実際
PCの能力をこえるので使えなかった
ですね
だから録音は8TrのカセットにSQから
のFSK信号をいれてシンセをならして
できるかぎりピンポン録音を避けてました
当時の宅六はノイズとの戦いだった?
打ち込みは、忍耐の修行の場?
そんな昔を考えると
ほんと今っていいな~~~~~
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やまね さん、こんばんわ。
ノイズとの戦いというか、普遍であるものとの戦いでした。(^^;
私の場合、打ち込みはドラムの人ってこの場合は
どういう力加減で右手or左手で叩いているのかとか、
ベースもここはグリスかなとか考えながら打ち込んでいると
修行というよりは楽しかったですよ。
実際に似たようなフレーズ叩いて(弾いて)、
ゴーストノートを確認したり。(笑)
うん、楽しかった。