以前、パワーディストリビューター FURMAN SS-6B(当時の記事) を購入し、
DTM関連の機器を接続してノイズ対策としておりました。
FURMAN(ファーマン)のパワーディストリビューター SS-6Bの詳細は
購入時の記事にまとめて書いておりますので興味のある方はご参考までに。
さて、あれから数年が経過し、所有する機器もDTM部屋も変わりました。
はたして FURMAN SS-6B はしっかり働いているのか。(^^)
というのもSITE2913さんのサイトで興味のある記事を拝見したのがきっかけでした。
「FURMAN SS-6Bを購入!電源のクリーン化による音質への影響を確認」
チョット私も確認です。(^^)
まずは前提条件として同じ電圧がきているのかどうか。
壁コンセントをテスターで計測。100Vです。
FURMAN(ファーマン)のパワーディストリビューター SS-6Bで損失がないか確認。
先と角度が少し違うのでアレですが目視で100V。条件は同じです。
あ~、既にもうお判りでしょう。
そう、いつもの調子で長くなります。(^^)
PCは電源の宝庫。別途ACアダプターで動作するオーディオインターフェイスより
USBバスパワーで動作するTASCAM US-144 MKIIの方が電源からのノイズなどの
影響を受けやすいでしょう。
計測に使用したソフトは RightMark Audio Analyzer 6.4.0。
バージョンが上がってフリー版でもASIO環境での測定が可能になりました。
その前にせっかくなので TASCAM US-144MKIIのサマリを見てみましょう。
安価なインターフェイスでしたがダイナミックレンジは良い感じ。(^^)
それでは早速なのですが結論から先に。
DAWでよく使う設定の44.1kHz/24bitで計測しましたが、
壁コンセント直とSS-6Bを通した結果は・・・同じ・・・。(^^;
RightMark Audio Analyzer test: Frequency response
RightMark Audio Analyzer test:Noise level
RightMark Audio Analyzer test:Dynamic range
RightMark Audio Analyzer test: THD + Noise (at -3 dB FS)
RightMark Audio Analyzer test: Intermodulation distortion
RightMark Audio Analyzer test: Stereo crosstalk
以前のDTM部屋では低域にノイズ減少の変化が見られたのですが、
この部屋では何の変化もありません。
今の時季はエアコンや扇風機などを使用していないので
電源から混入するノイズが少なかったのかも知れません。
意地になって Toscanalyzer でも測定してみました。
こんな測定内容が判るのですが、
これも結果は同じなのでもう書きません。(^^;
ちなみに私はこのソフトで作った曲の
周波数分析や帯域ごとの分布を見ています。
結論:
この部屋&今の季節は電源から混入するノイズの影響を受けていない。
また時季を変えて部屋移動、機器変更があったら計測してみましょう。(^^)
コメント
今回の測定ではあまり影響がなかったということなんですね。(^_^;)
今まで電源ノイズには無頓着だったので、ちょっと考えてみようかな。(^^♪
全然関係ないのですが、MOMODONさんおすすめのパワーサプライってあります?
購入しようと思っているのですが、迷っているんですよね。
Providenceなんかいいのかな〜と思っているのですが。
TK さん、こんばんは。
PROVIDENCE 「Provolt9 PV-9」でしょうか。
評判も良さそうですね。
私はマルチエフェクターを使うようになって
手放していますが昔はMAXONを使っていました。
AC/DCでリップルノイズとか言われ始めた頃から、
電池派で過ごしております。(^^;
最近ではエフェクトボードにコンパクトに収納できる
Noah’sark DC-STICKをよく見かけるので気になっています。
あまり詳しくないのですがDC9.6V×6仕様なので、
9V機器との相性が気になります。