FURMAN(ファーマン)のパワーディストリビューター SS-6B です。
日本では、日本エレクトロ・ハーモニクスが代理店となっています。
このFURMAN(ファーマン)のパワーディストリビューター SS-6B は、
部品(ディストリビューター)としての機能に、EMI/RFIフィルター、
サージフィルター、サーキットブレーカーの3つの機能を有しています。
EMI(Electro Magnetic Interference)とは、
機器から漏れる電磁気妨害で、電磁波ノイズ、放射ノイズを示しています。
RFI(Radio Frequency Interference)とは、
機器による無線周波数妨害で、電波ノイズを示しています。
SS-6B は、
EMI/RFIフィルターによって、電磁波ノイズ、電波ノイズを軽減する。
サージフィルターによって、電気製品のスイッチON,OFFによる
スパイクサージの軽減と、雷による瞬間的な過大サージを軽減する。
サーキットブレイカーによって、過電流による破損、事故を予防する。
これらの機能を有しているとともに、自らのノイズや周囲からのノイズを
メタル製ボディにより軽減させています。
3ピンタイプがコンセントを6口、デカいボディと1.25kgの重量。
そして4.5mという長いコード。
家庭用の2ピンコンセントで使用するには、
3ピンから2ピン+アースの変換プラグが必要です。
極性が逆になるようなら、
写真は下挿しにしていますが上挿しにして使用します。
さて、ネットでの書き込みについて実際はどうなのか。
まず、最初は60Hz専用であるということ。
本体裏のシールです。
たしかに60Hzの記載はありますが、50Hzの記載はありません。
説明書の記載にも60Hzの記載はありますが、50Hzの記載はありません。
これは本体裏に貼ってあったシールです。
ファーマンでは、60Hzの記載しかありませんでしたが、
エレクトロハーモニクスにより、50Hz/60Hzの両方で使えるとあります。
では次に極性について。
これは変換プラグをどの向きで挿すかだけの話ですが確認してみます。
当ブログでは時々登場する検電ドライバーです。
400~500円なのであると便利です。
まずは我が家のコンセント。
赤枠の中が光っているので右側がホットです。
前にコンセントの極性とプラグの極性について書いています。
私の場合は、壁に取り付けた変換プラグを下向きとしたので、
FURMAN(ファーマン)SS-6Bでは左側がホットとなります。
機器のコンセントプラグを挿すときは、
グランド(アース)側が右に来るように挿しましょう。
SS-6Bに3ピンプラグを挿す場合は極性が逆になるので、
不格好ですが壁の変換プラグは上挿しの向きに変更した方が良いでしょう。
環境によってはコンセントの極性を合わすだけでも
ハムノイズが軽減されることもあります。
また、コンセントのアースを接続することによってハムノイズが
軽減されることもありますし、環境によっては接地アースが弱い場合や、
他の機器のノイズが強い場合はノイズを拾ってしまう事もあるので、
環境によってアース接続の可否を検討してください。
使用した結果、ノイズは減っています。
音に悪い影響はあまり感じません。
液晶画面の映りが良くなった?かも知れません。
何かの参考までに。