【CUBASE初心者講座】#2 モニター環境について

DTMで必要な音の入り口であるオーディオインターフェイスについて書いた次は音の出口となるモニター環境となります。

モニタースピーカー、モニターヘッドホンというものがありますが、それぞれ役割がことなります。

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モニター用って何?普通のではダメなの?

モニター専用は高価であり普通のスピーカーやヘッドホンではダメなのかと思うのも無理はありません。

小さなノイズを発見したり音の定位や奥行きを調整するのがモニターの役目。

あら捜しをするルーペのような機材です。

一方、通常のスピーカーやヘッドホンはボーカル帯域にスポットがあたっていたり、迫力のある低音であったり、煌びやかな高音などと、消費者の好みの音となるように調整された機種が多いです。

一般的なヘッドホンで聞くと、高価なヘッドホンやスピーカーでは、煮詰まっていないミックス曲でも「良く」聴こえるのですが、他のヘッドホンやスピーカーで聴くと、低域過多だったり、中高域不足だったりとバランスが悪かったりします。

モニターヘッドホンの他に3千円のヘッドホンと2.5万円のヘッドホンを所有していますが、高いヘッドホンは何を聴いてもいい感じ。(^^)

でもモニターヘッドホンで聞くと楽器ごとの細かなズレやユレ、ノイズ等が聴こえます。

それらを聴いて調整したり、最終段階の音として「一定の定規」となりうるのがモニター専用スピーカーやヘッドホンなのです。

スピーカーの役割、ヘッドホンの役割

スピーカーは少し大きな音を出さないときちんとしたモニターが出来ないので、住宅環境によることろがあります。これは大きなデメリットです。

逆にメリットは音の定位、奥行きがヘッドホンと比較して判断しやすいところがあげられます。ここはヘッドホンでは賄えませんし一番のメリットとなります。

左右の耳から直接聴こえてくる音と、前方から聞こえてくる音では定位や奥行き感が大きくことなります。

ヘッドホンは頭内定位といって、ボーカルは頭の中の中心で聞こえていて、右耳と左耳を繋ぐ直線状で定位を感じています。

スピーカーは前方定位といって、スピーカーとスピーカーの中心にボーカルが聞こえ、左右の前方定位に加えて奥行も感じることができます。

このスピーカーで感じる奥行はヘッドホンで感じるリバーブの奥行感とは異なるので、
ヘッドホンで聴いて気持ち良いリバーブ感もスピーカーで聴くと残響過多に聞こえたり違和感を感じることもあります。

ヘッドホンは作業に集中しやすかったり、歌入れ時ではオケが聴こえていたらそれもマイクが拾って録音されてしまうので、レコーディング時にはヘッドホンを使用することが多いでしょう。

私はヘッドホンで録音、ミックスまでを行い、確認でモニタースピーカーを鳴らして最終調整を行い、その音源をスマートフォンやウォークマン、モバイルスピーカー、カーステレオで聴いて、大きな問題が無ければOKをいう方法をとっています。

聴く側の皆さんが何の機種で何のイヤホン、スピーカーで聴いているのか組み合わせは膨大なので、私なりに最大公約数的なミックスにしているのですが、それでも先日、JOY SOUNDにオリジナル曲を配信した曲を聴いたときは超ドンシャリになっていました。(^^;

モニタースピーカーの選定

YAMAHA MSP3 ペア モニタースピーカー

DTMでの定番はやはりYAMAHA MSP3 ペア モニタースピーカーという印象があります。

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一時は品薄で廃盤の機器にあったそうですが今でも現行機種で販売されています。

YAMAHA HS5スタジオモニター ペア

もう一つは同じくヤマハのHS5です。

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バランスが良いこと、カラーバリエーションがあること、見た目がいかにもモニタースピーカーっぽいところもメリットです。(^^;

デメリットはデスクに置くには少々大きく重いことでしょうか。

モニターヘッドホンの選定

モニターヘッドホンもピンからキリまで、これに汎用ヘッドホンの高機種があるのでかなり迷います。

でもここではあら捜しを行う目的と、気持ち良く歌える、弾けるに的をあててみました。

SHURE  SRH840 モニターヘッドホン

SHURE  SRH840 モニターヘッドホンです。

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SHURE
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このモニターヘッドホンは価格の割に中域に特徴があり、ボーカルやギターの録音に向いているヘッドホンだと思います。

SONY MDR-CD900ST

SONY MDR-CD900ST は超鉄板中の鉄板モニタースピーカーで、最近後継機種が出たようですがそのスタジオシェアは相当です。極端な話、どこのスタジオにもある。

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DTMやってる人の多くが使っているという安心感。

部品交換が可能なので超高寿命。

例えば、このミックスはどう思うか、他の人に助言を求めたいとします。

同じヘッドホンなら的確な返事が返ってきますが、異なるヘッドホンでは的が外れる場合もあります。

この場合は双方のモニター環境を踏まえて助言しなければならないので結構難しいのです。

スタジオでも、自宅でも、DTM友人でも同じ音で意見交換が出来るというメリットはかなり大きいです。

ちなみに私はヤマハのHS5というモニタースピーカーとSHURE SRH840 というモニターヘッドホンを使用しているので、自分で作っているうちは良いのですが、誰かに意見を聴こうとすると、それぞれの環境を頭に浮かべて変換して聴くということが必要となってきます。

ここは王道で揃えておけば良かったと後悔しています。

でも音、良いですよ、HS5とSHURE SRH840。(^^)

最初はスピーカー無しでヘッドホンのみでDTM環境を構築し、追々に購入しても良いと思います。

 

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