AGUILAR Tone Hammer
アギュラー トーン・ハンマーはベース用のプリアンプ、D.I.です。
AGUILARといえばベース用のピックアップを思い浮かべますが、
ベース用ストンプやプリアンプ、キャビネットも発売しています。
EDEN WTDI、MXR M-80 Bass D.I.+、TECH21 Bass Driver DIを試奏して
つまみをフラットにした時に原音に忠実であること、EQの効きが良いこと、
そして手持ちのHartke VXL Bass Attack Pedalと
キャラクターが被らないことが選択の条件でした。
アギュラー Tone Hammerはフラット時に一番原音に忠実であったこと、
EQの効きが良かったことから選択しました。
EDEN WTDIは15V、MXR M-80 Bass D.I.+は9V、
TECH21 Bass Driver DIは9Vの電源だったので、
18Vで駆動するAGUILAR Tone Hammerは
音に余裕があるように感じました。
そしてEQの効きも良かったです。
ツマミはGAIN,TREBLE,BASS,MASTER,MID FREQ,MID LEVEL、
スイッチはENGAGE,AGS
BASSは40Hzを±18dB、TREBLEは4kHzを±18dB、
MID FREQは180Hz~1kHzを可変させMIDLEVELで±17dB、
GAINは入力感度、MASTERは出力レベルの調整です。
ENGAGEはTone Hammerのオン/オフ、
AGSはADAPTIVE GAIN SHAPINGの略で
MID FREQ/LEVELを含んだ回路となっており、
GAINのノブの設定が低ければフラットなEQに、
逆に高ければメリハリのあるEQとなるようです。
AGUILAR Tone Hammerの背面です。
IN 1/4標準フォン 1MΩ
DC IN 18V0.3A センターマイナスです。
PRE/POSTスイッチ D.I.出力をプリ、ポストから選択できます。
PREではGAIN,AGS,EQを通らない信号がD.Iから出力され、
POSTではGAIN,AGS,EQ,MASTERを通った信号がD.I.から出力されます。
XLR バランス出力
GND/LIFTスイッチ グランド・リフトスイッチです。
OUT 1/4標準フォン
裏面のネジを緩めると、
9Vバッテリーを2個収納できます。
手持ちは1個しかなかったのですが多分こんな感じで。
電源は専用のアダプター、9V006P×2、ファンタム電源のいずれかで動作します。
コンパクトエフェクターやHartke VXL Bass Attack Pedalと並べると
AGUILAR Tone Hammerは中間くらいの大きさですが結構重いです。
Hartke VXL Bass Attack Pedalがドンシャリ系が作れるプリアンプだったので、
AGUILAR Tone Hammerは素直系のプリとして使いたいと思います。
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