今朝方、速報的にUR28M V2という記事で
UR28Mのファームウェアがバージョン2なったことを書きました。
Sweet Spot Morphing Channel Stripの画面です。
サイドチェーン可能なコンプレッサーと
3バンドパラメトリック EQ が用意されています。
UR28Mは内蔵のDSPを使用してエフェクト処理を行えるので、
レイテンシーを気にすることなく、エフェクト処理の音を
ダイレクトモニタリングすることができます。
もちろんエフェクト音を録音することも、
素の音を録音することもできます。
プロオーディオ用デジタルミキサーに搭載されているもので、
Hall、Room、Plate の3種類が用意されています。
これらはUR28MのDSP設定だけでなく、ソフトウェア版も用意されているので、
CUBASEでVSTプラグインとしてインサートすることができます。
このリバーブ、かなり良いです。(^^)
これらがUR28Mバージョン2で新規に用意されたGuitar Amp Classicsです。
ギターアンプシミュレーターで
CLEAN/CRUNCH/DRIVE/LEAD の4種類が備わっています。
このエフェクトを使用してギターを録音。
そして録音結果は素の音になるように設定しておけば、
後からCUBASEのプラグインで音作りも可能です。
CUBASE7なら外部エフェクト機能を利用して
手持ちのハードウェアエフェクトで音が作れます。
最終的に音のイメージが合わないからと
録り直ししなくても良いですね。(^^)
UR28M ファームウェア バージョン 2では、iPad 接続を可能にする CC モードや
インターネットライブストリーミングで使用するループバック機能が追加されました。
ソフトウェア上の再生音と本体入力端子からのオーディオ信号をミックスして、
コンピューターからネット配信することが可能になっています。
また全てのURのユーザーにCubase AI7の無償アップデートが用意されました。
対象製品をマイスタインバーグに登録していると、
マイスタインバーグからダウンロードできるようになっています。
なお、Cubaseとの連携機能はCubase/Cubase Artist 6.5.5 以降と
Cubase Elements/AI7.0.3 以降となっているようです。
先日、VOCALOID Editor for Cubase NEOの対象がCubase7、Cubase Artist7から
Cubase Elements7、Cubase AI7、Cubase LE7に拡大されました。
この場合、VOCALOID Editor for Cubaseは1.0.4以上、
Cubase AI7/LE7/Elemnets7は7.0.6以上の組み合わせとなります。
DTMやボカロ入門用としてのUR22。
少し拘って3系統の出力と内蔵DSPを備えたUR28M。
更に上位のUR824では豊富な入出力を利用すれば、
レコーディングブースで活用できるCUBASEの機能が活かせますね。(^^)
その中でも価格もこなれ、2つのヘッドホンと多系統のスピーカーで
音をチェックできるUR28Mは一人宅録の環境でもお勧めです。(^^)