PCモニター等を壁掛けやモニタアームに取り付ける際は
VESAという規格に注意する必要があります。
VESA=Video Electoronics Standard Association
簡単に言えば液晶ディスプレイに係る標準化を推進している団体です。
ここでディスプレイにアームを取り付ける規格が定められています。
FPMPMI=Flat Panel Monitor Physical Mounting Interface
簡単に言えばディスプレイとアームの取付に関する規格です。
一般にはVESA100とか言われています。
では、VESA100とはどんなものでしょう。
挿絵のBが「VESA 100*100」、Aを「VESA 75*75」等と呼びます。
VESA 75*75 12~22.9インチ ディスプレイ重量 8kgまで
VESA 100*100 12~22.9インチ ディスプレイ重量 14kgまで
VESA 200*100 23~30.9インチ ディスプレイ重量 23.7kgまで
VESA 200*200 31インチ~90インチ ディスプレイ重量 114kgまで
抜粋するとこのような規格ですが、
ネジやネジ穴の深さなども細かく標準化されています。
私のBenQ24インチと三菱23インチ液晶ワイドモニターは
VESA 100×100 なので、厳密にいえばVESA 200×100なのかも
知れませんが、最近の液晶モニタはLED化や軽量化が進んでいるので、
重量的にはVESA 100×100 で可能ということなのでしょう。
最近の24インチLEDワイドディスプレイでは、
4kgより軽いものがありますね。
ちなみに VESA はベザと読みます。
VESA 75×75 を VESA 100×100 に変換するアダプタや、
取付部に100×100と75×75の穴があいているものもあるようです。
アームや壁掛けキットを購入する際は規格を確認する必要がありますね。
また、ディスプレイ(モニター)もアームや壁掛けキットと規格を
合わすことが必要ですが、モニタースタンドの取り外しが容易な
機種が良いかもしれません。
何かの参考までに。