現在のDTM部屋のデスク上にALESIS Q61 を置いています。
最もシンプルかと思えるボタン構成で場所を取らずに使用できるので、電子ピアノと2段組したり、このようにデスク上に持ってきたりしているのですが、ピアノアレンジで弾くとき、66鍵盤はチョットつらい。
それでも多くのメーカーではMIDI鍵盤としては61鍵盤までというところが多く、それ以上になるとMIDI端子付きの電子ピアノになってしまうのです。
88鍵MIDIキーボードの相場
88鍵盤で安価な部類に入るのはM-AUDIO Keystation 88 MIDIキーボードでしょうか。
Sonivox Eighty Eight Ensemble、AIR Xpand!2、Ableton Live Lite が付属しているので、購入した日からすぐに作曲できる優れものです。
あとは ARTURIA KEYLAB ESSENTIAL 88 が3万円強でAnalog Lab・Ableton Live Lite
・UVI Grand Piano model D が付属するので、これまた購入した日からすぐに作曲できる優れものです。
ここから上の価格帯は電子ピアノの安価な商品があるので、パソコンと接続しなくてもキーボード単体として機能する商品群となってきます。
ROLAND GO:PIANO88 は入門用電子ピアノで、説明書には「 USB ケーブルを使用して、本機の USB 端子をパソコンの USB ポートに接続します。USBを使用すると、鍵盤で演奏したMIDIデータをパソコンに保存したり、パソコンで再生中のMIDIデータを本機のスピーカーから出力したりすることができます。」とあるので、MIDIキーボードとして機能は出来ますが、別途、DAWを用意する必要があります。
ROLAND には Zenbeats という無料DAWが用意されていますが、フル機能を使用するには約150ドルほど掛かるようです。
名前のとおりビートメイキングを得意としたDAWなので、ピアノでの音楽制作と相性が良いかと言えば疑問です。
デスクに設置するのに奥行きと幅が気になるところです。
M-AUDIO Keystation 88 幅1368/奥行き250
ARTURIA KEYLAB ESSENTIAL 88 幅1260/奥行き262
ROLAND GO:PIANO88 幅1,283/奥行き291(譜面立除く)
デスクに置くには幅はあれど奥行き25cmとコンパクトなM-AUDIO Keystation 88 が良いでしょうか。
ALESIS Q61 の奥行きが22.8cmなので Keystation 88 では2.2cm奥行きが必要となります。
このデスクには置けそうです。(^^)
61鍵盤で困ること
61鍵盤で、左手でオクターブを弾いたり、アルペジオをすると、右手スペースに制約がでます。
また、右手だけの演奏でも多くのオーケストラ音源などは奏法を切り替えるキースイッチは88鍵盤の左端に当てられていることが多いです。
61鍵盤だとリアルタイムで奏法切り替えができないので、スプリットできるものか、別途にMINI25鍵盤をキースイッチコントロール用に当てた2台体制でないと難しいです。
私はデスク後ろに88鍵盤の電子ピアノ(MIDI付き)があるので、それを使えば可能なのですが、現在は背面に設置しているので、DAWを操作しながら演奏するのはチョットきびしい。
なので標準25鍵盤のYAMAHA KX25 と併用しています。
後ろにある YAMAHA P-120S は大きさも厚さも奥行きもあるので、これをデスクに持ってくるとパソコンのキーボードを置くスペースがなくなります。
やはりピアノ演奏やオーケストラ音源をコントロールするには88鍵盤が都合が良いのです。
音源の設定を変更すれば何とかなるのかもしれませんが、音源ごとに仕様は異なるので、初めから88鍵盤にしておけば問題ないかと。
我が家にある鍵盤が増える・・・
YAMAHA P-120S、YAMAHA KX25、ARTURIA MINILAB、IK Multimedia iRig Keys 25、ALESIS Q61 と・・・・合計5台。(^^;
付属する音源目当てや、音源付属キャンペーン目的で購入したものもあり、現在使用していない2台はクローゼットの中に。
MINI25鍵盤が眠っているのですが、これはこれで時と場合によってデスクに置いたりします。
なので新たにコンパクトな88鍵盤が欲しいというブログでした。(^^)