ZOOM Audio Interface U-22
ZOOMからモバイルに最適なコンパクト設計のオーディオインターフェイスが8月下旬に発売されるようです。
既にU-24、U-44というコンパクトな機種が発売されていますがU-22は更に特化した感じです。
U-22 | U-24 | U-44 | |
---|---|---|---|
インプット数 | 2 | 2 | 4 |
インプットジャック | 1入力(XLR/TSコンボ) | 2入力(XLR/TSコンボ) | 2入力(XLR/TSコンボ)、1入力(S/PDIFステレオ) |
マイクプリアンプ数 | 1 | 2 | 2 |
Hi-Z対応 | ○ | ○ | ○ |
マイク/ライン同時入力 | X | ○ | ○ |
MIDIインターフェイス | X | ○ | ○ |
サンプリング周波数 | 44.1/48/88.2/96kHz | 44.1/48/88.2/96kHz | 44.1/48/88.2/96kHz |
ビット数 | 最高24ビット | 最高24ビット | 最高24ビット |
ファンタム電源 | ○ | ○ | ○ |
オプションマイクカプセル対応 | X | X | ○ |
バンドルDAW | Ableton Live 9 Lite | Ableton Live 9 Lite | Ableton Live 9 Lite |
ZOOM U-22、U-24、U-44を簡単に比較するとこんな感じです。
U-22のフロントパネルにはアウトプットとゲインのダイアル。
そしてインジケーターがあります。
ダイアル2つだけというシンプルな構成です。
手前というかボトムというのでしょうか。
ラインインはステレオミオニケーブルを接続できます。
TSとXLRコンボジットにはギターやベースのモノラル楽器、XLRにはコンデンサマイクやダイナミックマイクを接続します。
ヘッドホン端子はミニステレオタイプです。
注意事項として、
LINE IN端子にケーブルを接続するとMIC/Hi-Z端子が無効。
LINE IN端子は固定ゲイン。
モノラルフォンケーブルを接続するとHi-Z機能が自動的にON。
インピーダンスの関係からマイクは必然的にXLR接続する必要があります。
トップパネルにはライン出力、USB端子、DC 5V端子にはオプション専用アダプターAD-17や市販のUSB電源アダプター、
USBモバイルバッテリーなどが利用できます。
iPadと接続するにはApple iPad Camera Connection Kit / Lightning to USB カメラアダプターが必要です。
右側のサイドです。
ダイレクトモニタリング、ファンタム電源、パワーセレクトの切り替えスイッチがあります。
U-22のサイズは119.2mm D × 91.8 mm W×44.6mm H
さすがはモバイル用途といったところでしょうか、重さはたった 151 g。
電池を入れも相当軽いです。
U-22、U-24、U-44の比較表では簡単に書きましたがU-22について少し細かく書くと、
アナログインの入力ゲインは 0~43dB、
入力インピーダンスはマイクが2.6 kΩ、Hi-Zが484kΩとなっているようです。
最大入力レベルはマイクで-0.8 dBu、Hi-Zで+8.7 dBu 。
周波数特性は
44.1 kHzで ±1.5dB(20Hz~20kHz)
96 kHzでは ±2dB(20Hz~40kHz)
入力換算ノイズ 実測で-120 dB以下(IHF-A)ということなのでダイナミックレンジの値も期待できます。
ファンタム電源を使用しない状態では単三電池2本で連続駆動時間は約5時間。
ちょとしたスタジオ録音には十分ですし交換用電池を持って行けば何とでもなる話ですね。
Cubaseでオケを作ってiPadのCubasisに2trで入れて。
ギターやベース、マイクを持ってスタジオ録音。
録音したデータをCubasisからCubaseに移して編集。
こんな環境が構築できます・・・ってバンドルが Ableton Live 9 Lite かいな?!
EDMの流行りでしょうか。最近、他社でもAbleton Live 9 Liteのバンドル機種が増えています。
もちろん、Ableton Live 9 Lite でも同じようなことが出来るので良いのですが。
WindowsやMacにはAbleton Live 9 Liteを入れるとしてiPadには何入れるんだろ?
あぁ、iPadにはGarageBandが最初から入ってましたね。(^^;
GarageBandはアップデートでより便利により高機能になっています。
GarageBand、けっこう使いやすいですよね。(^^)
でもここはCubase使いなら断固としてCubasisでしょう。笑
発売前なのでアマゾンにはありませんでしたが、U-24が約1.5万円ですし、他社の入門用オーディオインターフェイスが1万円かそれ以下で発売されているので、U-22の発売時の価格は約1万円といった感じになるのでしょうか。
それにしても小さくて軽くて安くて・・・DAW付き。
恐ろしい時代です。(^^)