WORDPRESSのプラグインを最小限にすると、テーマの不具合や動作不具合の原因になりにくかったり、全体のレスポンスの向上がします。
しかし便利なプラグインも多く、ブログの内容や目的、使用しているテーマにもよりますが、どうしても何十個も使ってしまいがちです。
そこで最低限のプラグインで運用するには何のプラグインを入れたらよいのでしょうか。
加入しているレンタルサーバーによってもことなります
最小限のプラグインといっても、契約しているレンタルサーバーによっても内容は異なります。
最近はコノハウィング、エックスサーバー、wpX Speedがスピードも速く、運用もわかりやすくて人気のレンタルサーバーのようです。
私はさくらインターネットを使用しています。
本社が大阪です。
当時、関西に住んでいたので関西企業に頑張って欲しかったのと、愛犬の名前がサクラであったこと、安価であったことの3点のみで選んでいます。
まぁ、適当に選んだといってもよいでしょう。
それでも不自由はしていないので、目的にあったサーバーを選んでおけば間違いないでしょう。
検索で「ワードプレス お勧め サーバー」で検索して出てくるので、内容を見比べてみましょう。
ここでは私の環境で書くので「さくらのレンタルサーバ」であった場合です。
ちなみに使用テーマは無料テーマの「Cocoon」前提で書いていきます。
コクーンは、SEO・高速化・モバイルフレンドリーに最適化した無料テーマで、ブログやYouTubeで設定方法やカスタマイズ方法がたくさん紹介されてますし、本来プラグインが必要な機能も最初から機能に含まれているので便利なテーマです。
更新が止まっているプラグインの利用はやめましょう
ワードプレスで「新規プラグインを追加」で探してみると様々なプラグインが出てきますが、原則として、「使用中の WP バージョンと互換性あり」と表記があるものを使用し、最終更新が1年以上停止しているプラグインはセキュリティや最新版WPとの相性も考えて使用は控えましょう。
お勧めプラグイン10選
最初はこれだけあれば困らなというプラグインを10個選んでみました。
あとは、契約サーバーで事前にインストールされているプラグインと自身で必要と思われるプラグインを最小限インストールしましょう。
Akismet Anti-spam: Spam Protection
スパムメールから解放してくれるプラグインです。
これがないとスパムメールの処理で後々ブログメンテナンスが面倒になってくるので最初からインストールして登録しておきましょう。
SiteGuard WP Plugin
セキュリティ対策のプラグインで、管理ページやログインに関することが主な機能です。
さくらのレンタルサーバや一部のレンタルサーバーでは最初からWAF(Webアプリケーションファイアウォール)が備わっているものがあるので、機能が重複しないものを選択しましょう。
WP Multibyte Patch
本家版、日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグインです。
おそらく最初からインストールしてあることが多いのですが、ない場合はインストールしておきましょう。
AMP
モバイルデバイスで表示させるためのプラグインです。
CocoonにもAMP機能を有効化する機能はあるのですが(非推奨)の表記があるので、AMP チームがサポートする公式プラグインをいれておきましょう。
EWWW Image Optimizer
より小さな画像、より速いサイトを実現する画像最適化プラグインです。
インストールするだけで良いのですが、画像のリサイズの設定で幅の上限を設定できます。
ここだけ「1000~1200」の値を入力しておきましょう。
ちなみに私は最近1000にしております。
XML Sitemap Generator for Google
サイトマップを作成するプラグインです。
Google Search Consoleに登録したり、巡回してくるロボットが読みにくるので必要です。
自動で最適なサイトマップを作製してくれるので便利です。
Site Kit by Google
Googleが提供するWebのツールである、Search Console、AdSense、アナリティクス、PageSpeed Insightsを管理できるプラグインです。
アドセンスに興味がない方もサーチコンソールやアナリティクスの情報をワードプレス内で確認することができるので便利です。
Category Order and Taxonomy Terms Order
カテゴリーを任意の順番に並べ替えることのできるプラグインです。
カテゴリーを系統だった順番で表示させたいときに便利です。
Broken Link Checker
記事内のリンク切れを探して教えてくれるプラグインです。
WP-Optimize
サイトを高速かつ効率化にしてくれるプラグインで、データベースをクリーンアップし、画像を圧縮し、ページをキャッシュします。
画像圧縮の機能はEWWW Image Optimizerと被りますが、このプラグインはページキャッシュの有効化とデータベースの最適化、投稿リビジョンのクリーンを使用しましょう。
その他必要プラグイン
他に必要なプラグインは、さくらのレンタルサーバーでは常時SSL化を簡単に行えるプラグインの「SAKURA RS WP SSL」は必須となります。
あとは無料テーマの「Cocoon」でだいたいのことは出来てしまうので、必要に応じてお好みのプラグインを最小構成で使用するのがお勧めです。
ここではバックアッププラグインを紹介していません
バックアップは簡単でも復元が難しかったり、容量や環境によってはバックアップが正常に終了せず不具合が発生したりする報告もあったりと、なかなか良いプラグインがありません。
私はさくらレンタルサーバコントロールパネルから/WWW以下のバックアップを定期的に作成していることと、ファイルマネージャーからワードプレスフォルダーを圧縮してダウンロードと、phpMyAdminにログインしてデータベースをダウンロードしてローカルに世代バックアップを手動で行っています。
いつだったかバックアッププラグインに任せていたら、ファイル全体の容量が大きいせいか、エラーになっていたり、復元できなかったり、バックアップデータの容量が異なっていたりと、あまり良い経験がないので、自分で行っています。
プラグインの相性もあったのでしょうが、ここは自動ではなく手動で行っています。
更新の止まっているプラグインはありませんか?
特にたくさんのプラグインを使用している方は、このお休みを利用して、もし更新が止まっているプラグインがあったら代替プラグインを探してみたりするのは如何でしょう。
私の場合はプラグインより投稿が止まっていることのほうが多いのですが。(^^;
【価格チェックと購入】
Amazon パソコン・周辺機器ベストセラー価格チェック
Amazon 無線ルーターの価格チェック