PR
スポンサーリンク

VRM BOX

vrm02.jpg
FOCUSRITEに面白い製品がありました。
VRM BOXです。


いわゆるヘッドホンアンプなのですが、
バーチャルリファレンスモニタという技術で
ヘッドホンを使用していながら多くのスピーカーで
サウンドチェックできるというものです。

vrm03.jpg
FOCUSRITEはオーディオインターフェイスのScarlett、
Saffireなどで実績のあるメーカーです。


VRM BOXはなかなか面白い製品ですね。(^^)

ur28m_20130620065217.jpg
私はUR28Mを使ってリスニングスピーカーのONKYO GX-D90と
PCスピーカーLogicool LS21 2.1 Stereo Speaker Systemを
UR28Mで切り替えながらどのように聴こえるかを確認しています。

後はカーステレオとiPodで簡単にチェックしている程度です。(^^;

hp_20131017091343fcb.jpg
ヘッドホンでは、作っているときはSHURE SRH840ですが、
チェックするにはリスニングヘッドホンのATH-A900、
イヤホンのSONY NUDE EX MDR-EX500SL。

Pioneer ヘッドホン
ウォークマンやiPodに付属していたイヤホンや
安価なブーミーヘッドホンPioneer SE-M390でも聴いています。
私はモニター用のスピーカーとヘッドホンは使っていません。

srh840.jpg
一応、SHURE SRH840はモニター用となっていますが、
かなりリスニングに近いような気がします。

モニタースピーカーやヘッドホンは細かな音を探す為のものなのですが、
私はアラだらけなので使っていると萎えてくるというか耳が疲れてきます。

ストイック過ぎてその過程を全然楽しめないのです。

例えアラを発見してもそれを改善できる演奏技術や
メイク術は当然の如く持ち合わせておりません。(^^;

ボヤっと楽しく続けたいのです。

そして時々、社交辞令を頂ければ
自己満足度120%の上機嫌で出社していきます。(^^)

でもこれは軟弱すぎる私の場合なので、
皆さんはモニタースピーカー&ヘッドホンで
演奏もトラックメイクも上達してくださいね。(^^)

しかし、スタジオ環境で高品質のモニターを使って
録音やミキシングするのが一番なのでしょうが、
物理的な問題や金銭的な問題もあります。

vrm05.jpg
そこでVRM BOX。

vrm04.jpg
3つの異なる部屋で15業界標準のスタジオモニターと
スピーカーで音をチェックできるというのです。

desk11.jpg
デスク脇のポールに掛けられたヘッドホンや
イヤホンが減ってスッキリします。

デスク上のスピーカーも別の部屋に持って行きましょう。
なんてことになればよいのですが。(^^)

ただし、いくらか注意点を感じます。
使用するヘッドホンに依存するのではないでしょうか。

用途的にSONY MDR-CD900ST等との組み合わせを
想定しているような気がします。

「ノートPC+900STにVRM BOXがあればいつでもどこでも」

そんなコンセプト商品なのでしょう。

また、過度な期待も禁物と思います。

おそらく入力された音に選択されたスピーカーと
周波数特性が似るようにEQ処理され、選択された
部屋によってリバーブタイムとリバーブ音に対する
EQ処理でシミュレイトしているのでしょうか。

そして頭内定位が頭外定位になるわけではありません。

VRMシミュを通さない音はPCオンボードサウンド以上、
2万円前後のオーディオインターフェイス未満又は
それと同等と考えた方が無難でしょう。

FOCUSRITE Scarlettに使われているDACとプリアンプを抜き出して
VRMを足して筐体を作れば概ねこんな価格になりませんかね。

素人の勝手な想像ですが。(^^;

Dynamic range 44kHz 24bit
そういえば以前、オンボードサウンドと
別途サウンドカードで比較測定したことがあります。

安価なヘッドホンではその違いは微々たるものですが、
少し贅沢なヘッドホンならその違いは判ると思います。

ましてやDTMに使用しているヘッドホンなら。

よって、PCオンボード以上AUDIO I/O同等あたりと思っているのです。

vrm01.jpg
入力はS/PDIFとUSB2.0。
オーディオインターフェイスの
S/PDIF出力からの信号をVRM BOXで受けれます。

オーディオインターフェイスにS/PDIF出力が無くても、
作った曲をWAV等に変換してパソコンで再生すれば、
パソコンのUSBから信号を受けることができます。

ヘッドホンアウトは150Ω/15mW、50Ω/30mWの出力があり、
THD+Nは-100dB (0.001%)、S/Nは105dBにもなります。

S/PDIF入力は32kHzから192kHzに対応し、THD+Nは-110dBです。
D/A部のDynamic Rangeは120dB。
出力部の実測でも108dBもあるそうです。

ちなみにS/PDIFから入力された32kHz~192kHzは、
デジタル部では44.1kHz又は48kHzで処理されるようです。

対応するOSはWindowsXP(SP3)/VISTA/Windows7(32bit,64bit)。
最新のアップデートを利用するとWin8でも使用できるようです。

MacOSではOS X 10.5 Leopard (Intel only), OS X 10.6 Snow Leopard、
IntelのCore iシリーズのチップセット搭載機となっています。

FOCUSRITEのサイトでは、Alternative、Rock、Jazzの音源を使用して、
それぞれの部屋で3種類のスピーカーシミュレイトを聴くことができます。

面白い製品ですね。(^^)

タイトルとURLをコピーしました