かれこれ22年も使用しているFenderJapan JazzBass’62。
昨年は経年劣化によるダメージでペグをGOTOH FB3 L4 Nickelに、
ブリッジを GOTOH Bass BRIDGE 201B-4に交換しました。
その後は調子良くメインベースとして
弾いて遊んだり録音にも使っていました。
しかし先日、ベースパートを録音してみると、
明らかに中域がスカスカなのです。(ToT)
高熱や強い衝撃、強い磁石の影響は
マグネットの磁力に影響がありますが、
通常の使用環境下で磁力が極端に
低下することはまずありません。
コンクリートに落とした衝撃でも測定誤差の範囲だそうですし、
冷暖房の温度変化程度では影響ありませんし。
エイジングなんて関係ないのがピックアップ。
昔の話で有名なのはビンテージピックアップが
現行ピックアップの1/3しか磁力が無かったことから
磁力は弱くなるという説がありましたが、
とどのつまりはビンテージのマグネットがアルニコ3で
比較した現行のピックアップはアルニコ5だったという。(^^;
配線も問題ないようですしですし、
サーキットにも不具合は見当たりません。
ピックアップの内部で何かトラブルがあるのでしょう。
これでは録音できません。
ピックアップ交換するしかないようです。
安価なベースに付いているビンテージ風味のP.U.ですが、
これはこれで気に入っていたのです。
交換用として候補に挙げているのが
SEYMOUR DUNCAN BASS LINE SJB-2n&SJB-2b。
ビンテージタイプより少しだけ高出力なモデルです。
そしてBARTOLINI 9S L/S。
アクティブの印象が強いですがパッシブでも使用可能です。
ただBARTOLINI 9S L/Sは背が高いので
ザグリの深さに合わない可能性があります。
もう一つ考えているのは一番の安全策として
FENDER ORIGINAL JAZZ BASS PICKUP SET。
今のピックアップに一番近い音質だと思います。
予算が許せば SONIC TJ-202 ターボジャズベース2も欲しい。
これは従来のターボ1のポットがフルアップ・ポットに変更されていて、
フルテン時に回路をバイパスすることで音抜けを改善したものです。
ちなみにサーキットは全て購入時にハンダ付けされているので、
ピックアップをハンダするだけです。
弦を交換する際に30分もあれば簡単に取り付け可能です。
ジャズベースのシングル×2のピックアップを
この回路によってハムバッキングとすることで
パワーが上がり、ノイズが減り、音が重圧になるというものです。
ポットのプッシュ・プルで切り替えるので
通常のシングル×2の音も出ます。
ちなみにパッシブ専用なのでご注意を。
SONIC TURBO JAZZ BASS TJ-202は
ミリサイズ規格なのでシャフトは8mm。
インチ規格の場合はTJ201が対応しています。
さて、どれにするか早く決めて録音を始めなければ。(^^)