写真のサイズは掲載の関係で合わせていますが、実際はGT-1000の方が一回り小さいです。
音色や使い勝手、出来ること出来ないこと、接続できるペダル数や本体ペダルのアサインの自由度など、大きな違い、小さな違いがあるGT-100とGT-1000ですが、我が家ではもう一つ頭を悩ます大きな違いがGT-1000で発生してます。
GT-100と比較してノイズに弱い?
足元のパソコンの横に置いているせいもあり、また、シングルコイルのギターを使用しているといこともあり、ある程度のノイズの影響は受けることとなります。
放射ノイズや、伝導ノイズ、静電誘導ノイズ、電磁誘導ノイズなど電子機器からは多くのノイズが発生しています。
もちろん、GT-1000からもノイズは出ていることでしょう。
以前は電子カーペットがノイズ元で電子カーペットをONにすると、ギターから出ている「ジー」というノイズが大きくなったりしていました。
ただ、今回は違うのです。
置き変えただけなのに何故?
新しくGT-1000を購入し、GT-100と入れ変えました。
設置場所も同じで、ギターシールドもUSBコードも同じものです。
違うのはGT-1000本体と付属電源アダプターだけです。
コンセントを挿す場所も同じです。
なのに「ジー」っというノイズがGT-100と比較して、かなり大きくなりました。
DS1とDS2を使用してきめ細かな歪みサウンドを作ろうと思っても、DS1でRATを選択し、Driveを50あたりまで上げると、ノイズサプレッサー(NS1)を使用してもかなり気になるレベルで残ってしまいます。
使用しているアンプはJC-120を選択しアンプのゲインは20あたりです。
USB接続してBOSS TONE STUDIO for GT-1000を使って音色を作っているのですが、GT-100の時と同じケーブルなのにUSBケーブル又は電源からのノイズがかなり影響している感じがします。
マウスを動かすと、それが例えホイールを動かすだけでも「プチプチ」というノイズがヘッドホンから聞こえてきます。
ノイズフィルターも設置していますが
電源はパワーディストリビューター FURMAN SS-6Bを使用しています。
この機器はEMI/RFIフィルター、サージフィルター、サーキットブレーカーの3つの機能を有しています。
EMI(Electro Magnetic Interference)とは、
機器から漏れる電磁気妨害で、電磁波ノイズ、放射ノイズを示しています。
RFI(Radio Frequency Interference)とは、
機器による無線周波数妨害で、電波ノイズを示しています。
DTM部屋のコンセントの極性は検電ドライバーで機器の極性を合わせていますが、家の全ての部屋で極性を合わせているわけではないので、意味あるものか否かは不明です。
バラバラよりメリットは少しでもあるとは思うのですが。
ノイズの混入原因がわかりません
今はまだどこからノイズが混入しているか特定できていないのですが、同じ環境で入れ変えただけでこの違いはなんなのでしょう。
ただ、コンパクトエフェクター、最近はストンプボックスという言い方の方が多いでしょうか。それを数珠つなぎにすると確かにあのようなノイズが発生します。
スタジオでも何も弾いていない、ただアンプの前に立っているだけなのに、マーシャルから「ジー」といった音がするときもありますし、ディストーションを入れると更にそれは大きな音になります。
GT-100ではノイズが少なくて重宝しておりましたが、GT-1000はそこまで実機に近い再現をするのでしょうか。
それとも小さくそして軽くなった分、電磁波を遮断する役割もあった本体の金属材の変更や、その質量も落ちて周りのノイズの影響を受けやすくなったのでしょうか。
原因を探すにはもう少し時間が掛かりそうです。
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