2018年に購入した SCHECTER Damien Platinum-6 FR S ですが、最近ブリッジサドルから弦が外れる現象が起こっています。
外れる弦は決まって「1弦」。
しっかり締めているはずなのですが弦が外れるのです。
Floyd Rose はポールエンドを切るので外れやすい構造ではありますが、普通はそんな弦が外れる現象は起こりません。
起こるとすれば経年劣化でストリングロックインサートに摩耗が発生した時ぐらいでしょうか。
Schecter Damien Platinum-6 FR S に搭載されているトレモロは FLOYD ROSE ORIGINAL ではなく、FLOYD ROSE SPECIAL です。
韓国で生産されているFLOYD ROSE社監修のライセンス品で EPS の GrassRoots に搭載されている時期もありました。
Schecter Damien Platinum-6 FR S の価格は 140,000円。
もうチョット価格はあがってもよいので FLOYD ROSE ORIGINAL を搭載してほしかった。(^^;
FLOYD ROSE SPECIAL の塗装が影響か
Schecter Damien Platinum-6 FR S に搭載されている FLOYD ROSE SPECIAL は Satin Chrome というカラー塗装がされています。
オリジナルモデルにはクローム、ブラック、ゴールド、ブラックニッケルのカラーバリエーションがありますが、サテンクロームはありません。
もしかすると、塗装の硬度が弱いため弦を張って暫くすると弦が外れる現象が起こっているのかもしれません。
最近では弦を張っても1週間以内には外れています。
弦はエリクサーというコーティング弦を張っていますが、このコーティングが影響しているのかと思い、購入当時に本家のSchecter Guitar Researchでの情報にあった、出荷時の弦であるErnie Ball Regular Slinky #2221 (.010-.046)を張ってみましたが、やはり外れます。
3年の時の経年劣化でしょうか。
廉価版といえどもう少し持ちそうな気がしますが。(^^;
Floyd Rose 価格改定およびサドル仕様変更
フロイドローズはいくつかのバリエーションがありますが、シリーズ共通パーツは多いのです。
部品によっては仕様は同じで材質違いで廉価版という設定もありました。
そこでカラーは異なるのですがオリジナルにサドルを交換しようと思ったところ、ESP にこんなお知らせが掲載されていました。
Floyd Rose 価格改定およびサドル仕様変更のお知らせ 令和3年2月吉日
弊社が販売代理しておりますFloyd Roseにおいて、価格改定とサドルの仕様変更を実施させて頂くことになりました。
およッ!?
つきましては3月1日出荷分より新価格に改定させて頂きます。
ほほぅ~。
サドルに関しましては若干仕様が変更されましたので新仕様に移行させていただきます。
もしかしてサドル・・・塗装によっては何か不都合なこと起こってました? (^^;
旧仕様が無くなり次第、順次新仕様に変更となります。
旧パーツなくなってたら全交換かしら。
FLOYD ROSE CR ¥38,000 →¥45,000
7,000程価格が上がっています。
どうしたものか。(ToT)
ちなみに何が変わったかというと、サドルの裏蓋がなくなり、ストリングロックインサートが入る部分の形状が四角から丸みを帯びた形状に。
そして弦溝の形状が変更されました。
特に弦溝が深く変更されているので旧新の混合では弦高に注意する必要があります。
サドルについては旧製品は「Ver.1(旧)」という表記が、新形状のサドルには「Ver.2(新)」が表示されるようです。