友人からメンテナンスで預かった3本のうち最後の1本、YAMAHA FG-402 です。
メンテ後の写真なので綺麗ですが・・・、最初の写真を撮るのを忘れるくらいの3本でした。
型番からして入門用であることに違いないのですが、扱いが・・・。
最後もなかなか手ごわいギターでした
これまたこれまでの2本と一緒でタバコヤニとホコリコーティングされた状態でした。幸いにもペグにサビはありませんでしたが、ヤニで固まって回らない。(^^;
ペグはヘッドから取り外して、油汚れのうちなのでアルカリ性洗剤に漬けて除去。
残った金属パーツは固まってヘッドから取れないので、楽器用金属クリーナーで時間をかけて磨きました。
プラスティック部品もヤニが付着していたので漂白剤につけて・・・。
途中から本当に楽器のメンテナンスをしているのか家具の掃除をしているのか分からなくなります。笑
埃だらけでヤニコートもされてあったペグもこのとおり。
ボディは鏡面仕上げに磨いてフレットも磨いてすり合わせて、フィンガーボードもカラカラだったのでレモンオイルで汚れ落とし&油分の補給。
弦は3本ともエリクサーを張っておきました。
これだけ綺麗に仕上げれば・・・弦代もそこそこしましたし、しばらくは丁寧に扱うことでしょう。
今回は頑固な汚れだったので漂白剤やアルカリ性洗剤を使用しましたが、本来、楽器に使用するものではありません。
金属の腐食や塗装の変色や浸食、材質の変化や形状崩れとなる場合があるのでやめましょう。
こまめにカラ拭きするのが一番です。(^^)