DTMを快適に。
機器や環境面も含めて考える時にコンセントのワット数も考慮します。
さて、私の場合、電力に余裕はあるのでしょうか。
部屋全体で2000W(20A)以内まで
エアコンは別コンセント別配線別ブレーカーであることが多いので、ここでは考慮しません。
多くの場合、部屋にコンセントが1個(2口)が2つ付いている部屋が多いと思いますが、1個のコンセントに2口付いている場合、ここに接続されている機器の最大消費ワットが1500W以内になるようにすることと、別の場所に付いているコンセント(合計1500W)の計が、屋内配線の先の安全ブレーカー、一般の部屋は20Aが多いですが、このブレーカーが落ちないように2000W以内に抑える必要があります。
ここに室内照明の消費電力も加わりますから、そう多くは接続できません。
まずは照明と扇風機
エアコンは考慮しないので、まずは部屋の照明から。
8畳用LED照明、最近では35W前後が多いでしょうか。
次に扇風機。
DCモーターで25W前後としましょう。
私は空気清浄機も必要です。
安価な1万円少々のプラズマクラスター搭載23畳加湿タイプで50Wあたり。
ここまでで最大110W消費とします。
ギター関連の消費電流
ギター関連は単純にエフェクターとギターアンプでいきましょう。
私の場合は、
BOSS GT-1000 11W(9V/1.2A)
BOSS 刀 MKII 47W
その他エフェクター等 10W
ギター関連で最大68W消費とします。
パソコン関連の消費電流
最近のCPUはTDPを平気で100W超えていきます。
CPU 第14世代INTELの性能の良い品番で電力指標はPBPが125W、MTPは253W
GPU 良いやつで大体最大300W
電源効率を考えるとこの位だと電源に1200W必要なので、PCシステムで600W見積もります。
いつもという訳ではありませんが、たまにベンチマークを走らせたくなった時に700Wはいきます。
ベンチのたびにブレーカーが落ちてはいけないので700Wとします。
少ないかな?
そんな高性能CPUは選ばないかもしれませんし、GPUも内臓を使えばDTMではそれでも事足りるので、オーディオインターフェイス分も含めてシステム全体でとりあえず最大700Wとしておきましょう。
モニター環境
先ずはモニターディスプレイ
27インチワイドで最大50Wと見込んでモニタースピーカーはセットで90Wとしましょう。
スピーカーはYAMAHA HS5ペアとしています。
モニターの合計は最大140Wでした。
ここまでの合計は
照明と扇風機で最大110W
ギター関連で最大68W
パソコン関連で最大700W
モニター環境で最大140W
ここまでの合計は最大1018W
結果 1000W程度だった
結果は最新のCPUで性能の良い型番と最新GPUでゲーマー仕様や動画編集サクサクなボードでDTMパソコンを組んで、ベンチマークを走らせながら音量を上げてフルシステムでギターを弾いてもブレーカーは落ちないようです。
よかった。(^^)
ただし、コンセント単位の1500Wは組み合わせで超える可能性はあります。
最大の話ですが・・・
実際、DTMにそこまでの最新最高のCPUパワーを求めるようなプロジェクトは作りませんし、GPUもCPU内臓で良いです。
今のDTMパソコンのCPUはTDP65WでGPUも75W程度なので、先の見積りとは数百Wも少ないです。
しかし、こうして書いてみるとギター関連とパソコン関連のコンセントは分けておいた方が良さそうですね。
今後合計1500Wを超える可能性はあります。
データ保管用のNASやハブでも20Wは消費していますし。
実際に全てをオンにしてみた
実際にコンセントに接続している機器の電源を全てオンにしてDTMパソコンでベンチマークを走らせてみました。
結果は176W。
これに照明分を足しても最大値の計算よりずっと少ない消費量でした。(^^)