DTMに最適なCPUについて、2023年6月版ということで少し書いてみようと思います。
現在、WindowsでいえばINTELとAMDのCPUがありますが、どちらのCPUがDTMに向いているのでしょうか。
INTELは第13世代CPUとなっており第14世代(Raptor Lake Refesh)の発売スケジュールもK付き
が2023年10月発売、Kなし版が2023年11月~12月頃に発売されるのではないかと言われています。
AMDではZen4アーキテクチャのRyzen 7000シリーズが最新版となりまが、TDPが少し高いので自作PCでは排熱に気を使います。扱いやすさでいえばZen3アーキテクチャのCPUでしょうか。
DAWやプラグインの仕様に注意が必要な時期です
私が使用しているCUBASE12の動作環境では、「第12世代以降の Intel® Core™ 等ハイブリッドアーキテクチャー CPU はオーディオのドロップアウトや処理速度低下が見られるため Windows では非対応。」とスタインバーグのサイトで注意書きが記載されています。
https://www.steinberg.net/ja/system-requirements/
第12世代Coreシリーズが発売されたのは、2021年11月なのでもうすぐ2年が経過する頃であり、既に第13世代が発売され、第14世代CPUの発売がアナウンスされかけているところであっても、このような記載が現在であっても表示されています。
常に最新版のCPUが良いという訳でもないようです。
ハイブリッドアーキテクチャーとは?
第12世代インテル Core プロセッサーは、Pコア(高性能コア)とEコア(高効率コア)という二つの種類のCPUコアを持っていることが最大の特徴であって、第13世代もその特徴を踏襲しています。
その二つのCPUそれぞれに適したアプリケーションを自動的に割り当てて処理する仕組みをインテル スレッド・ディレクターといい、複数のアプリケーションを同時に走らせた時に最適な高性能を発揮するようになっています。
ただし、第12世代インテル Core プロセッサーが持つ性能をすべて引き出すには、最適化されたWindows 11の利用が強く勧められており、Windows10(22H2)のサポートは2025年10月に終了するので、最近新しくパソコンを買われる方は恐らくWindows11であることが多く、また既存のPCをWindows10からWindows11にアップデートされた方も多いのではないかと思います。
最新のOSと最新のCPUの場合、使用するDAWによっては既知の不具合が発表されている場合もあるので注意が必要です。
PROTOOLSでは特にCPUに関してのアナウンスはされていないようでした。
Studio Oneでも特にCPUに関してのアナウンスはされていないようでした。
簡単に調べただけなのでナレッジベースを詳しく調べると何かあるかもしれませんが、CUBASEのように大きくはアナウンスされていないようです。
そもそもCUBASEは定例の0.5刻みのアップデートが今回は行われていないので、次回のメジャーアップデートとなるCUBASE13シリーズで正式に対応するのかもしれません。
Windows+CubaseならCPUはAMD
スタインバーグのサイトで明確に非対応と記載されているので、現在のCUBASE12シリーズを使用するならAMD社製のCPUがお勧めということになります。
近い将来、INTELのPコア/Eコアを搭載したCPUに対応するとは思いますが、処理速度の低下ならまだよいですが、オーディオのドロップアウトが発生するのはいただけません。
常に発生するという訳でもないでしょうが、ZEN3アーキテクチャーを採用したCPUが大幅な値下げになったので、今、DTMパソコンを自作またはBTOするならAMD社製CPUということになります。
CUBASEに限ってですが。(^^;
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