過去に「COMPの仕組み」について書いたので、
今回は設定パラメータです。
過去記事:COMPの仕組み(2010/10/16)
コンプレッサーを簡単に設定する上で重要な要素は
「スレッショルド」「レシオ」「アタック」「リリース」「ゲイン」です。
スレッショルド
設定値以上の音に対し圧縮が掛かります。
レシオ
スレッショルドを超えた原音の音量を「○:○」に圧縮するという
圧縮率を設定します。
1:1 コンプレッサーによる効果はありません。
2:1 スレッショルドを超えた原音は1/2に圧縮されます。
よって圧縮された音量は、スレッショルドと原音の中間点です。
∞:1 原音はスレッショルドラインに圧縮されます。(^^;
レシオを高くするほどコンプレッサーは「良く効き」
低くすると、原音のラインを残しつつ、「程良く効く」です。
アタック
アタックタイムが早いと「ブツッ」と潰れた音になり、
アタックタイムが遅いと入力音のアタックを残すことができます。
リリース
リリースタイムが長いと原音の余韻が潰れます。
リリースタイムが短いと原音の余韻を残します。
ゲイン
スレッショルド値付近に原音は圧縮されるので、
このままではピーク音量が下がっている状態です。
最後にゲインを上げて適正な音量に持ち上げます。
基本的なパラメータについて書きました。
何かの参考までに。
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
コンプって奥が深くて難しいですよね;
いつもコンプ・リミッターでの音圧上げに苦戦してます。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
奥が深いうえに、正解が有って無いようなものなので、時々エンドレス作業に陥りそうになります。(^^;
「第三者的に音を判断できる」が解決策かもしれませんね。