BOSS SD-1 SUPER OverDrive は1981年に発売され、台湾産、マレーシア産、日本産で音が異なるとか、オペアンプ交換の改造して楽しんだりとか、ギタリストなら誰でも一度は見たり聞いたりしたことのあるコンパクトエフェクターだと思います。
さすがに現行品は発売当初と全く同じ中身という訳ではありませんが、音の傾向は同じとなるように設計されているようです。
いくつかバリエーションのある SD-1
SD-1といっても現行品でもいくつかバリエーションがあります。
ノーマルのSD-1、
「技」バージョンのSD-1W、
40周年記念限定カラーモデルのSD-1-4Aの3つです。
特にカラー違いのSD-1、SD-1-4Aと大きく異なるのが「技」バージョンのSD-1で、完全ディスクリート構成の回路が搭載されたフルアナログ方式となっています。また、スタンダードとカスタムの2種類のモード・スイッチが新規搭載されました。
購入の際に検討したもう一つの Over Drive
SD-1を購入する際に悩んだのが OVER DRIVE OD-3 。
OD-3は2段階の増幅回路とダイオード・クリッパー回路を組み合わせたBOSS独自のデュアル・ステージ・オーバードライブ・サーキットということもあって周波数特性がSD-1と比較して広く感じます。
ジャズコーラスで試し弾きしたのですが、低音が厚く高音も伸びがあります。
SD-1はミッドを中心としてまとまった音。
OD-3はレンジが広く厚い伸びやかな音。
弾き比べた印象はそんな感じでした。
使用したギターは持参したFUJIGEN Neo Classic NST10MAL-CAR、アンプは楽器店に置いてあったROLAND JC-120。
ハムバッカーにはOD-3が似合いそうですが、ストラトのシングルコイルにチョイ足しの音を探していたので、試し弾きした結果、SD-1にしました。
それとハイファイなギターサウンドは弾いていて気持ち良いのですが、私の場合、DAWで録音した際にベースとシンセにぶつからないように下と上をバッサリEQでカットすることがあります。
そんなとき、メインの歪みエフェクターの後ろにSD-1を接続するとオケに馴染む音になるかなと思ったりもしました。
やってみないとわかりませんが。(^^;
アダプター PSA-100
SD-1 などBOSSのコンパクトエフェクターの電源は9V電池か電源アダプターを使用することになりますが、電池ではマンガン電池で約60時間、アルカリ電池では約90時間となっています。
電源アダプターは PSA-100 で電圧はDC9V仕様、最大出力電流は500mAとなっています。
また、PSA-100はセンターマイナス仕様なので一般的なコンパクトエフェクター用のアダプターなら流用できるものも多いと思いますが、これは自己責任です。
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