今月、ヤマハ パワードスタジオモニター HS5/HS7/HS8の
ホワイトモデルとなる「HS5W」「HS7W」「HS8W」が発売されます。
特徴としては共振を最小限に抑えるよう設計された新開発の
スピーカーユニットや高域と低域を別のアンプで駆動する
バイアンプ方式の採用、エンクロジャも共振が低減される
設計になっています。
モニタースピーカーで困るのは低域なのです。
我が家では壁面近くに設置することが多いのですが、
壁面に近いほど低音が大きくなったりボヤけるのです。
低域が強いと感じる場合は壁面から離すと改善する場合が多いですが、
設置環境によって困難な場合は吸音材をスピーカーの後ろの壁に置くと
多少なりとも改善される場合があります。
細かなことが嫌いな私は背面バスレフ製品を避けたり、
そもそも録音状態等を粗探しするためのモニターで聴いたら
私の録音結果なんてとんでもないことになるので
モニタースピーカーを買うよりリスニングスピーカーで良いだろうと
リスニングスピーカーを使っています。
曲を作るよりCD等を聴いている割合が多いですし、
モニターとリスニングの両方を置ける場所もありません。
軟弱な私の話はさておいて、
DTMされる方はモニタースピーカーを。(^^)
スピーカーにおけるもう一つの問題は指向性。
高域は指向性が強いのでバランスを取りやすいのですが、
低域は指向性が弱く回りこみによる音で左右のバランスが
悪くてもあまり気になりません。
モニタースピーカーでバランスを取ったあとにヘッドホンで聴くと、
回り込みの低域が無いので、低域のバランスが狙ったバランスと
違って聴こえることがあります。
特に小型のモニタースピーカーは低域の再生が苦手なので
低域部分の設計に気を使われた製品が良いのであります。(^^)
その点、YAMAHA HS5(W)/HS7(W)/HS8(W)では、
壁際に設置した際に低域のコントロールができるROOM CONTROLや
HIGH TRIMもあり、設置環境による補正にも気が配られています。
ROOM CONTROLでは500Hz以下を0dB/-2dB/-4dBと補正でき、
HIGH TRIMでは高域を±2dB補正することができます。
再生周波数特性は、
HS5(W) 54Hz~30kHz
HS7(W) 43Hz~30kHz
HS8(W) 38Hz~30kHz
スピーカーユニットは、
HS5(W) 高域 1インチドーム型 / 低域 5インチコーン型
HS7(W) 高域 1インチドーム型 / 低域 6.5インチコーン型
HS8(W) 高域 1インチドーム型 / 低域 8インチコーン型
低格出力は、
HS5(W) 高域25W / 低域45W / 計 70W
HS7(W) 高域35W / 低域60W / 計 95W
HS8(W) 高域45W / 低域75W / 計120W
いつかは欲しいモニタースピーカー。
もし買うならYAMAHA HS5と思っているのですが、
今のONKYO GX-D90よりも一回りほど大きいのです。
(最初はこんなにシンプルなデスクでした。)
YAMAHA HS5 W170mm×H285mm×D222mm 5.3kg(1本)
ONKYO GX-D90 W123mm×H229mm×D178mm 1.7kg(L側)
大きさが異なるのも関係していますが、
重量からみてもエンクロージャがシッカリしているのは
どう考えてもYAMAHA HS5です。
リスニングスピーカーということもあり、デジタル入力等、
入力系統が充実している ONKYO WAVIO GX-D90。
GX-D90は低域がコモっていると評判ですが、
壁面から少し離すとそんなに気になりません。
ついでに安価なインシュレーターも敷いています。
設置スペースさえあれば、オーディオインターフェイスUR28Mに
3系統の出力が切り替えれる機能があるので、音楽を聴くときは
ONKYO GX-D90、モニターにはYAMAHA HS5、小型PCスピーカーで
どのように聴こえるかを確認するのにLogicool LS21 2.1と
切り替えて使えるのですが・・・。
液晶モニタを2枚使用しているのでもう設置スペースがありません。(^^;
(それがなんでこうなったか・・・)
(やっぱりアレのせいで弾けないストレスが形になったな・・・)
(環境整備くらいしか出来ることなかったし・・・)
(皆さん、体調には十分注意しましょう。)
気持ち良く音楽を聴くか。
こだわって音楽を作るか。
う~ん。悩みます。(^^;
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