先日書いた floyd-rose-special の弦が外れる現象ですが、相変わらず続いています。
実は昨年は3弦に発生していたのでサドルを交換しているのですが、今年になって1弦に発生するようになりました。
購入店にに問い合わせたり、メーカーに問い合わせてみたのですが、今回は1弦のサドルのみを入手することはできませんでした。
ESPに問い合わせる
フロイドローズの国内正規代理店であるESPに問い合わせてみたところ新仕様の Original Saddle Set #2 (1 or 6弦用) を取り付けることが出来るようですが、これを取り付けるとカラーが異なるのです。
1弦だけ。(^^;
なので6弦とも交換するとなると Original Saddle Set (6) -Chrome- が一番近い色でこれにすると違和感は薄れますが、21,120円掛かります。
フロイドローズスペシャルのブリッジの材質
ちなみにですが、
フロイドローズオリジナルの材質はサドルはスチール製、サステインブロックはブラス製です。
フロイドローズスペシャルはサドル、サステインブロックともに亜鉛合金が使用されています。
そうです・・・・・。
弦よりブリッジに使用されている金属の方が柔らかいのです。(^^;
締めすぎたりするとネジが壊れたり、弦が抜けたり、くっ付いたり、エッジがすり減ったり。
フロイドローズスペシャルは「耐久性に難がある」ということになります。
なので、今回は部品の取り寄せには至りませんでしたが、フロイドローズスペシャルのパーツに差し替えたとことで所詮は亜鉛化合金。いつかまた同じ症状がでます。
やはり Original Saddle Set (6) -Chrome- に交換した方が良いのか。
でもギター部屋にクーラー買ったの予算がない。。。。(^^;
パーツを組み替えてみた
フロイドローズのブリッジサドルは指板Rに合うように高低差が3段階に設けられています。
基本的に350Rです。
なのでサドルには1弦6弦用、2弦、5弦用、3弦、4弦用の3種類が存在します。
そこで1弦と6弦、2弦と5弦、3弦と4弦をシャッフルし、インサートブロックはランダムにシャッフルしてみました。
弦も出荷時のErnie Ball Regular Slinky #2221 (.010-.046)からダダリオの同じゲージに張り替えてみました。
今のとことは異常なく使用することができます。
しかしいつかはまた劣化による症状が出るでしょう。
GOTO GE1996T
GOTO GE1996T はフロイドローズライセンス製品なので、細かな違いはあれど、多くの場合は取り換えが可能と思います。
外寸には問題は無かったので、ボディのザグリの深さやサステインブロックの厚みと長ささえ注意すれば私のギターでは換装が可能なように思えます。
今度、トレモロユニットに異常があれば、この GOTO GE1996T を試してみようと思います。