IK Multimedia iRig Acoustic Stage
2017年1月下旬発売のiRig Acoustic Stage。
iRig Acoustic が発売された時に購入しようか考えたのですが、対応デバイスがiPhone、iPad、iPod touchなどの1/8インチ TRRSヘッドフォン・マイク共有端子を装備したiOSデバイスで、手持ちのオーディオインターフェイスと接続できませんでした。
アコースティック・ギターを録音する際にわざわざトラックをPCのCUBASEからiPadに移してAGを録音、そしてまたPCに戻すのが面倒だったので見送っていました。
録音結果も良さそうだったので手持ちのオーディオインターフェイスを利用できるタイプが発売されないかと思っていたのです。
iRig Acoustic Stage
iRig Acoustic Stageは専用マイクロフォンとDSP機能を搭載したユニットで構成されています。
このユニットにはUSB端子があり、USBクラス・コンプライアントのオーディオ出力が装備されています。
これにより対応したiOS、アンドロイド、Mac、Windowsに直接接続することもできますし、1/4インチ・オーディオ出力端子から手持ちのオーディオインターフェイスに接続することもできます。
iRig Acoustic Stageの面白いところは内蔵DSPの機能もあるのですが、エレアコとiRig Acoustic Stageの音をミックスすることが出来ること。
1/4インチAUX入力端子にエレアコを接続するだけの簡単さ。(^^)
購入後27年目に突入したYAMAHA12弦ギター。
型番のシールは既に剥がれており正式な型番は不明です。
このギターにはマグネティック・ピックアップを取り付けていますが、基本的にはコンデンサマイクを立てて録音しています。
これは某楽器店ブランドのJames JE450
これまでちょっとだけアコギの音を入れたいときは、12弦ギターの弦を間引いて6弦ギターにして録音していたのですが、面倒になったので3年前に安価な6弦エレアコを購入しました。
安価なアコギと高価なアコギの違いは、ギター本来の仕様の他にピックアップとアンプ部にあります。
このエレアコはB-BAND T35というピックアップシステムを採用しています。
B-BAND T35はシングルインプット仕様なのでサドルの下に1つピエゾがあるタイプです。
高価なピックアップシステムを採用したエレアコは高域用、低域用など、複数のピックアップと高機能なプリアンプで構成されています。
これはエレガットのIbanez GA37STCE。
Ibanez AEQ210Tというピックアップシステムを採用していますが、価格からしてこれもサドル下に1つピエゾがあるタイプだと思います。
このエレガットの面白いところは、アイバニーズということもあり、エレキギターから持ち替えても違和感のないようにボディやネックが薄くなっています。
また、XLR出力があるのも面白い仕様です。(^^)
iRig Acoustic Stageはギター内蔵のピエゾ等とミックスすることが出来るのも面白そうなのでに興味があります。(^^)
iRig Acoustic Stage デモサウンド
IK Multimediaによるデモサウンドです。
これはIK Multimediaによる公式動画です。
アコギ録音方法の選択肢が増えますし、デモを聴く限り録音結果も良さそうです。
価格はIK Multimediaのサイトで確認すると99.99ユーロとなっているので、本日のレートで12,259円。
実際は14,000~15,000円あたりでしょうか。
専用マイクとDSPプリアンプ、そしてUSB経由で録音できるUSBオーディオ・インターフェースを有していることを考えるとお手頃価格といえないこともない。
とても興味があります。(^^)