先日導入した4Kモニター LG ULTRA HD 4K MONITOR 27UD58-Bの時に、解像度とスケーリングの組み合わせやリフレッシュレートによるマウスの軌跡について触れていますが、その実際を少しだけ。
文字の見え方/フォントの滲みの実際
この記事を書いている時点での設定です。
解像度は3840×2160
スケーリングは150%(推奨)で使用しています。
この状態でコントロールパネルを開いて文字を確認します。
「すべてのコントロールパネル項目」と項目である「AMPLIFi Control Panel」のフォントは綺麗に表示されています。
今度はデバイスマネージャーを見てみます。
ウインドウタイトルの「デバイスマネージャー」は綺麗な文字で表示されていますが、メニュー項目の「ファイル」「操作」、デバイス内容の「DVD/CD-ROMドライブ」「eLicenser」などのフォントは滲んだようなボヤけたような表示になっています。
Macではこんなことありませんよね。
これがウインドウズ。(^^)
DPIとかフォントにあまり関心がないのでしょう。
低リフレッシュレートによるマウスの軌跡飛びの実際
マザーボードの仕様では3840×2160@24Hzまでのハズなのに何故か30Hzの同期設定が表示されるので30Hzで使っていますが、動画ではリフレッシュレートを24Hzの設定にしてエクセルを起動し、マウスをグルグルと移動させています。
なお、1920×1080に変換してアップロードしています。
モニターの表示が1秒間に24回更新されるリフレッシュレート24Hzの実際はこのような感じとなります。
ソフトを立ち上げる時にこれまでと比較してワンテンポ遅れる感じがしますが、これはリフレッシュレートが24Hzなのでこれまでの60Hzと比較しての更新タイミングによるものだと思います。
オフィスソフトや静止画の編集、DAWの操作では特に気になりませんが、動画の編集や動画再生、ゲームでは流石にキツイでしょう。
動画の再生や編集には60Hz(60FPS)の設定が出来る方が良いです。
ゲーム用途では更にそれ以上のリフレッシュレートが快適です。
私の場合は別途グラフィックボードが必要になりますが、そのような利用目的の場合は、解像度の変更か2枚目のモニター(1920×1080@60Hz)で行えば良いので、現時点では、グラボまでは要らないかなと思っています。
CPUの温度上昇は?
Haswell INTEL i7 4770K(第四世代)CPUに内蔵されるグラフィックス Intel HD Graphics 4600で4Kモニターを使用しています。
これまでの4倍の情報量となるのですが、CPUの温度はどのような感じとなるのでしょうか。
ノートン インターネット セキュリティでシステムの完全スキャンを行いながら、YOUTUBEで1920×1080のHD動画を全画面表示で30分見た時点での計測です。
マザーボードの一部のセンサーが対応していないのでしょう、115℃と表示されている項目があります。(^^;
CPUの温度は最大で55℃ですが、ファンの回転はカスタムモードで動作させてるので55℃でも1000RPM以下の設定です。
第4世代のCPUに負荷を掛けてもこの程度なら特に気にならないレベルです。
いつもの使用状況でのCPU温度は最高で45℃。通常は26℃あたりを前後していました。
CUBASE PRO9で83トラックのプロジェクトを再生し、その後にオーディオデータとして書き出した直後ではどうでしょうか。
実際のところはVSTインストゥルメントやVSTプラグインエフェクトの使用量や負荷によるところが大きいので、あくまで参考レベルです。
CPUの温度は最高で43℃、書き出し直後でも35℃前後でした。
CPUファンの回転数は1000RPM以下なので、この内容でCPU温度が気になるようならファン動作のカスタム設定値を変えれば良いだけです。
1920×1080のFull HD出力と比較して4倍の情報量の4Kだからといって、CPU内蔵グラフィックの負荷によるCPU温度の上昇は極端ということは無いようです。
他に気になることは?
横への移動距離に関する操作が多くなったので、これまで使っていた縦長のマウスパッドでは少々使いづらく感じました。
正方形もしくは横長の大きめのマウスパッドが使いやすいと思います。
モニタースタンドの形状によってUR28Mがこれまでの位置に置けなくなったので、LINE6 AMPLIFi TTをデスク下の棚に。
空いたスペースにUR28Mを。
VST音源の音色確認に使っていたIK Multimedia iRig Keys 25をUR22MKIIの位置に移動。
そしてUR22MKIIはUR28Mの位置に移動。
最終的に記事最初の写真の配置に収まりました。(^^)