4in1outのヘッドホンモニターセレクターを作ってみましょう。
使用した工具とパーツは前回記載のとおり。
パーツの配置が決まったら、それぞれの部品が干渉しないか、
また、作業がやり難くないか確かめてみます。
次にアルミケースにドリルで3mm程度の穴を開けます。
この穴をガイドにテーパーリーマーで穴を拡張していきます。
今回は前面にツマミ用の7mm×1とジャック用の9.5mm×1。
背面にジャック用の9.5mm×4。
テーパーリーマーでグリグリと穴を広げていきます。
横棒は紐などで固定すると作業が楽です。(^^)
そしてゆっくり回転させながら気長に作業するのがミソです。
急ぐと綺麗な円になりませんし、バリだらけになります。
ここから配線作業になりますが、
事前にジャックのどの部分に何を配線するのか確かめておきましょう。
ロータリースイッチSRRN142100は
どのようにジャックと結線するのか調べておきましょう。
テスターがあれば便利ですね。(^^)
テスターで調べてみると、
この様に配線すると目的が達成されそうです。
さて、これからハンダこてでの作業開始です。
ロータリースイッチSRRN142100にはスイッチ本体の回転防止用に
固定用のツメが用意されていますが、このツメ用の穴を開けるのが
手間なのでニッパーでカットしました。(^^;
念の為、ロータリースイッチの下部がアルミケースに当たらないように
絶縁テープを貼っておきました。(^^)
最後にケースをはめて、付属の脚を付けて、ツマミを取り付ければ
4イン1アウトのヘッドホン用モニターセレクターの完成です。(^^)
各機器を接続して音が出るか、左右の音が逆ではないか、
ノイズの混入やガリはないか等をチェックしてみましょう。
作業自体は1時間少々あれば十分でしたが、
心残りは今は指が曲がり難く力が入らないので、
背面のジャックが微妙に不揃いになってしまったこと。
ドリルの力にもっていかれました。(^^;
まぁ愛嬌です。笑
こんなこともあろうかと、ケースをもう1個買っているので、
指が治れば再チャレンジしても良いですし。
面倒だからやらないでしょうけど。(^-^)
ヘッドホン入力×4、ヘッドホン出力×1の
ヘッドホン用モニターセレクター。(^^)
オーディオインターフェイス UR28M、
マルチエフェクター LINE6 POD HD500、
マルチエフェクター BOSS GT-100、
電子ピアノ YAMAHA P-120
これらを切り替えて使用するつもりです。
ちなみにですが、もう一つロータリースイッチを使えば
4イン4アウトのモニターセレクターを作成できます。
パッチベイとモニターセレクターで、
ギターを弾いて遊ぶ時もCUBASEに録音するときも、
手元だけで機材のルーティングやモニターの切り替えが
簡単にできるようになりました。(^^)