先日のCFD SSD 60GB(CSSD-SM60NS1Q)の調子が良くありません。
換装したノートPCが起動しなくなること多々。(^^;
起動時や再起動時にスタートアップの修復画面になり、
修復を試みても修復できないのです。
OSの再セットや条件を変えていろいろと試行錯誤した結果、
どうやら、インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジ(IRST)との
相性が良くないのか、IRSTをアンインストールすると正常に動作します。
また時々、ドライブが認識されないこともありました。
これはデスクトップに接続して調べていたときです。
ベンチを測った時、CrystalDiskMarkの4k Writeが遅かった時に
多少「?」と思いましたが、こんなものだろうとスルーしました。
どうやらファームウェアに問題があるようです。
早速、ノートPCからドライブを外してデスクトップに接続です。
中身は「A-DATA S599」、「CorsairMemory Force」と
基盤のネジ穴、形状、チップや構成部品のの配列、
コントローラとNANDの取り付けの向きと種類が同じであったので、
これらは3つは同一で容量違いのOEMであろうことが推測されます。
そこで、ADATAのサイトにいくと最新ファームがありました。
これを CSSD-SM60NS1Q に入れてみます。
これより以下の内容にチャレンジされる方は、自己責任でお願いします。
同一である保障もOEMである確証も私にはありません。
これがダウンロードした「ADATA S599 Firmware Upgrade Tool V1.0」です。
この中の ssdupdate プログラムを起動するときは、管理者権限で実行する
必要があります。でないと対象のSSDを探しきれません。
私の購入したSSDはファームウェアが「3.1.0」のようです。
Download Firmwere to Selected Drive をクリックすると
ファームウェアのアップグレードが始まり、PCが再起動されます。
ラピッド・ストレージ・テクノロジーで確認すると、
ファームウェアは「3.4.6」に更新されていることが確認できます。
ここまでは、デスクトップPCで行いました。
以下、ノートPCにドライブを戻してベンチしてみました。
左が、先日測定した結果(ファームウェアアップデート前)
右が、ファームウェアアップデート後です。
4kの測定結果が明らかに改善されています。
今度はインテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーを
インストールした後のベンチです。
左が、先ほどのファームアップ後。
右が、IRSTインストール後です。
4kあたりの測定結果が微妙に改善しています。
しかし、このドライバとの相性問題は
ファームウェアのアップデートで改善されたのか不明です。
しばらく使用してみて不具合があれば削除して
Windows7標準ドライバに戻します。
最後に INTEL SSD X25-V 40GB と
CSSD-SM60NS1Q の最終状態との比較です。
左が、 INTEL SSD X25-V 40GB/右が、CFD CSSD-SM60NS1Q
自作をやってるうちに変換ケーブル類や延長ケーブル、
予備の部品やいろんな小物と何かと便利な物が揃ってきて
トラブル対応も楽しみの一つとなってきた今日この頃。(^^♪
何かの参考までに。