仕事にしろ趣味にしろパソコンが無いと話にならない環境の私。
「転ばぬ先の杖」ということでバックアップはもちろんですが、壊れた時のスペアなどを用意して運用しています。
これに加えて、PCの状態を把握する為にモニターソフトやベンチマークソフトを利用して、これまでと変化がないか時々ですが確認しています。
以下は、チェック用に使っているフリーソフトです。
ダウンロードアドレスは記載しませんが、どれも有名なものなので興味のある方は検索してみてください。
SSD/HDDの健康チェック
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkはハードディスクやSSD等の速度を測るベンチマークソフトですが、前回と明らかに計測結果の傾向が異なればHDDならデフラグ、SSDならトリムなどのメンテナンスを実行してみましょう。
CrystalDiskInfo
CrystalDiskInfoはS.M.A.R.T.情報を一覧で確認することができるソフトで、これもSSDやHDDの情報を見るのに使用します。
ドライブの健康状態が「正常」などで表示されますし、現在の温度も表示されます。
活用どころ
会社でリースアップの近いPCのハードディスクの温度が40度近くあり、青マークから黄色になっていたので、事前にHDD交換したことがありました。
ある日突然、寿命や故障を迎えられては困るので助かりました。(^^)
あとは、新品で購入したHDDをチェックすると明らかにある項目の値がおかしいのです。
結果、初期不良とのことで交換となったことがあります。
この時は体感ではあまり感じることは無かったのですが、購入時にチェックする習慣から初期不良が発見できました。
パソコンの情報表示
HWMonitor
HWMonitorはCPUやマザーボード、ドライブなどの情報を表示させるソフトです。
CPUやファン関連を簡単に見たいときに使っていますが、現在のバージョンではRYZEN7 1800XではCPU温度が表示されません。
マザーボードのセンサーでCPUの温度は確認できますが、CPUに内蔵されたセンサーとは結果が5度前後異なります。
バージョンがあがるとCPUセンサーの温度も表示されるのでしょう。
HWiNFO64
HWiNFO64もPCの各種情報を表示させるソフトですが、かなり細かい情報まで表示させることが出来るので便利です。
現在のバージョンでRYZEN7 1800XのCPUのセンサーの温度も表示されています。
やはり同じCPU温度という項目でもCPUのセンサーとマザボのセンサーでは5度異なっています。
このソフトはCPUとマザボの両方のセンサーで確認できるので便利です。
Open Hardware Monitor
Open Hardware MonitorもPCの情報を表示させるソフトです。
表示内容は一番簡素でしょうか。
AMD Ryzen Master
AMD Ryzen Masterは RYZEN専用のロック解除ツールで、CPUとDDR4メモリーそれぞれのカスタムクロックおよび電圧調整を保存することができます。
AMD純正ですが起動時に結果の責任は負いませんと警告がでます。(^^)
オーバークロック機能の他にはリアルタイム モニタリングを表示させることができ、また、平均/ピークの読み取りを含むコアごとのクロックレート、温度ヒストグラムの表示も可能です。
CPU温度の変化をモニターするには純正なので一番性正確でしょう。(^^)
活用どころ
情報を表示させたりモニタリングするソフトは、パソコンによって表示される項目、表示されない項目があるので、どれかを使って見たい項目をモニタしています。
自作PCの場合はエアフローを考えたり、ファンのプロファイルを変更するときに、CPU温度やファンの回転数を参考にしたりします。
また、組み上げた後に安定性等の確認にしばらく様子を見ています。
あとは数年使っていると普段使用しているソフトウェア等がバージョンアップし、高機能&高負荷になっていったとき。
ここ一番の処理時の負荷をみて、パーツの増設や交換、新調を考えたり。
普段は起動しませんが気になった時に立ち上げています。
高負荷ベンチマークソフト
CINEBENCH R15
新しいCPUが発売された時など、このソフトを用いてベンチマークを行い、グレード別や過去のCPUと比較したデータが公開されています。
自身のPCと比較してそろそろ買い換えようかとか、どのCPUにするか検討するときに使用しています。
OCCT
OCCTはPCに負荷を掛けると同時にそれをモニタリングすることが出来るソフトです。
OCCTで表示できる内容ならこのソフトだけで結果を見ますが、OCCTで高負荷状態にしておき、先の情報表示系のソフトで高負荷時の情報を確認したりしています。
無くてもいいけど有ってもいい
メーカー既製のPCを使っている場合、これらのソフトは無くても別に困ることはないのでしょうが、自作PCやオーバークッロクをする場合は有ると何かと便利です。(^^)