IK MultimediaのiOS対応製品でCubasisの機能限定版 Cubasis LEが利用できます。
対象となる機器は、
iRig Keys、iRig Keys Mini、iRig Keys Pro、iRig Pads、
iRig Mic HD、iRig Mic Studio、iRig HD、iRig Pro、iRig Pro DUO
対応機種の詳細は、
http://www.ikmultimedia.com/news/?item_id=8593
CubasisはiPad用のDAWでその機能限定版となるCubasis LE。
CUBASEとCUBASE AI/LEのような関係です。
Cubasis LEはApp Storeからダウンロードできますが、
デモ・モードで起動します。
対象機器を接続するとデモ・モードのロックが解除され、
Cubasis LEの機能をフルに利用することができる仕組みです。
これまではスタインバーグ製品のみでのロック解除だったのですが、
Steinberg とIK Multimediaがパートナーシップを結んだことにより
IKの製品でCubasis LEの利用が可能になりました。
対応するCubasis LEのバージョンは1.9.9以降となります。
上位版にCubasis(6,000円)があるので機能の比較をしてみましょう。
Cubasis Cubasis LE 比較
項目 | Cubasis | Cubasis LE |
---|---|---|
最大オーディオトラック数 | 無制限 | 4 |
最大 MIDI トラック数 | 無制限 | 4 |
最大物理入出力数 | 24/24 | 2/ステレオ |
サンプリング周波数 | 96/4844.1 | 44.1 |
ビット解像度 | 16/24 | 16 |
インサートエフェクトスロット数 | 1固定、3 | 1固定、1 |
センドエフェクトスロット | 3 | 0 |
マスターエフェクトスロット | 1固定、3 | 1固定、1 |
付属エフェクト数 | 15 | 4 |
付属音源数 | 3 | 1 |
付属MIDI/オーディオループ数 | 550 | 0 |
こまかな比較はスタインバーグのサイトで確認ください。
http://japan.steinberg.net/jp/products/mobile_apps/cubasis_le/comparison.html
Cubasis LEのアプリ内ストアにて特別価格でCubasisにアップグレードもできるようです。
上位版 Cubasis 1.9.9 のGUI
現在、私のipad mini2にインストールしているDTM関連アプリはこんな感じです。
最新のCubasis 1.9.9のデモプロジェクトを開いたところ。
これはミキサー画面を開いたところ。
これはキーボードの画面。
キーボードはサイズの変更もできますし、
パッド表示に切り替えることもできます。
ちょっと見づらいですが、
アプリ内課金でFX Pack1,2をそれどれ840円で購入し、
エフェクトを増やすことも可能です。
SampleTank 3フル版プレゼントプロモーション期間延長
2016年5月31日までだったプロモーションは日本国内限定で6月30日まで期間を延長して、SampleTank 3 for Mac/PCフルバージョンのプレゼントが継続されるようです。
これはお得なプロモなので期間延長は嬉しい限りですね。(^^)
Cubase使いには嬉しいパートナシップ
Cubasis LEの仕様であるオーディオとMIDIトラック数が4つというのは少々寂しい気もしますが、アプリ内課金にて Cubasis(フル機能版)の機能を有効化することもできますし、Cubasis LEのままでもCubaseで読み込み可能なプロジェクトとして書き出す機能があるので、曲のスケッチとしては十分な機能を有しているのでしょう。
iPadにはGarageBandがあるのでDTMも可能なのですが、Cubaseと連携できるCubasis LE が使用できるということは、Cubase使いにはありがたいパートナーシップかもしれません。(^^)