GT-100では気にならなかったノイズがGT-1000では気になるということを前回書きました。
何が原因なのかを探っていたのですが意外な結末でした。
以前は電子カーペットが原因でした
以前は電子カーペットが原因で弾いていない時のノイズが大きく、ノイズサプレッサーを通しても音のサステイン部分ではノイズが目立ち、DTMでの録音にも困っておりました。
その際は電子カーペットをオフにしていたのですが、それでも若干ノイズがのるので、結局は撤去して解決させたのですが今回もこれに近い原因でした。
パソコンはノイズの発生源となるので少し離しています。
また、パソコンケースも放熱しやすい穴のたくさん開いたタイプや最近はやりのLEDでやたら光らすものも使用しておりません。
なるべくノイズを閉じ込められるよう単なるスチールの箱みたいなやつを態々使っています。
それなのでPCケースはそこそこ重いです。
今回の原因はどこでしょう?
ノイズ発生源の特定はいつもの方法
ノイズの発生源を調べるのはいつもの方法です。
マルチエフェクターでディストーションとアンプのゲインを上げて、かなり歪みのある音を作ります。
ヘッドホンやスピーカーが故障しないように出力レベルには注意しましょう。
この状態でギターインプットにシールドを挿します。
すると「ブーン」といったノイズが聞こえてくると思います。
プラグの先端の金属部分を持つと人体がアースの役割を持ってしまうので、金属以外の部分を持ちます。
そしてギターケーブルの先を持って、パソコンや電源タップ、アダプター、蛍光灯に向けたりして、ノイズの大きさで方角やモノを特定していきます。
今回は電子カーペットもありませんし、パソコンに近づけても大きなノイズは聞こえてきません。
いったい発生源はどこなのでしょう。
ためしにフロアカーペットに近づけると「ブーン」といった激しいノイズが聞こえてきました。
30cmx30cmのカーペットを並べているタイプなので、試しにカーペットを1枚外して木の床にプラグの先端を当ててみました。
ノイズは小さくなります。
カーペットを戻してプラグを当ててみます。
ノイズは大きくなります。
今回のノイズの原因はフロアカーペットでした。
ただのカーペットでもノイズ発生源に?
電子カーペットなら話は分かりますが、今回のように単なるカーペットでもノイズの発生源となるのでしょうか。
考えられるとしたら静電気ですね。
GT-100は大きく重いマルチエフェクターなので、材質もノイズの影響を受けにくい金属だったのかもしれません。
GT-1000は先代が大きい重いが不評だったためか軽量コンパクトとなっています。
おそらく材質変更もあるでしょう。
そのせいか同じ場所に設置してもGT-100とGT-1000ではノイズの大きさが異なるのかもしれません。
原因はわかったのですが根本的な対策はまた今度にして、とりあえずGT-1000とギターの間にバッファーを挟んでおきました。
これだけでもノイズは少なくなったように聞こえますし、シングルコイルなので「パキッ」とした音にもなるので当面はこれでしのぎます。
晴れた日に1回カーペットを柔軟剤で洗いますか。(^^)
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