メインPCにWindows11PROとCUBASE PRO 13をクリーンインストールしました。
これまではストレージがSSD500GBx2+HDD3TBの構成でしたが、M.2 NVMe 2TB+HDD3TBの構成に変更し、メモリも16GBから32GBに増やしました。
その他の構成は同じで、CPUは未だにRYZEN 7 3700X 3.60GHz 8コア16スレッドを使用しています。
DTMのストレージは高速で容量が大きいほうが良い
これまでのメインPCは手持ちのライセンス全部入りだったので、SSD500GBx2では容量が足りず、音源ライブラリの一部をDATA格納用ドライブ3TBにインストールしていましたが、HDDは転送が遅いので音色の切り替え時に待ち時間がありました。
今回はM.2 NVMe 2TBにしたので、OS、DAW、音源、音色ライブラリ、プラグインエフェクト全てをCドライブにインストールしました。
また、殆ど使用していなかった音源、プラグインエフェクト類は今回はインストールしていません。
それでも現時点で560GBを占有しています。
これから、写真関連と動画関連のソフトウェアをインストールするのですが、当面は何とかなりそうです。
HDD3TBにはユーザーフォルダを移動しているのと、CUBASEのプロジェクト、動画のプロジェクトを格納しています。ユーザーフォルダに自動インストールされたものも含めて現在は500GB以下で収まっています。
これまでのダウンロードデータや過去のプロジェクトは4TBx2のHDDをRAID1(ミラーリング)したNASに格納しています。
このNASは週1回、NASに接続されたUSB3.1接続のHDD4TBに自動バックアップされています。
プロジェクト製作中のマルチコア環境
CPUは第3世代Ryzen(Zen 2)時代のRYZEN 7 3700X 3.60GHz 8コア16スレッドを使用しており、少々時代遅れのものとなってしまっています。
現在のCPUは高性能ですが高負荷時の冷却に気を使わなくてはなりません。
DDR5メモリもまだ高価ですし、PCIe 5.0に対応した PCIe Gen5 NVMe SSDも高価かつ発熱と排熱の問題があります。
まだ新しいマザーボードとCPUを購入する気にはなれません。
CUBASE PRO 13 用のデモプロジェクト「Austin Hull – Cubase 13 Demo Project」です。
プロジェクト再生や作業にはマルチコアが偏りがなく、実コアも論理コアも有効に使われているようです。
CPU使用率も低いですしRYZEN 7 3700Xでも、まだ十分使えそうです。
プロジェクト書き出し中のマルチコア環境
サンプリング周波数48kHz、量子化ビットレート24bitで先のデモプロジェクトをオーディオミックスダウンで書き出してみます。
オーディオミックスダウンでの書き出中ですが、これは使用コアに偏りがあります。
それでもCPU使用率にまだまだ余裕があるので、大丈夫でしょう。
実時間での書き出しを行っても大体の曲は5~6分なので、水分補給やストレッチをしているうちに終了します。
メモリにも余裕がありますし、大丈夫ですね。
この環境で新製品のPCパーツ価格や、発熱問題の有効な解消アイテムが出そろうのを待つことにします。
PCファンの音が気になるのでCPUのTDPが65W程度のものが扱いやすい気がします。
100Wを超えるようだと熱対策や高負荷時のファンの音が邪魔にまりますから。
DTM環境の消費電力
RYZEN 7 3700XがTDP65W、グラフィックはNVIDIA GeForce GTX 1050Ti でDTM作業中でも35.5W程度の消費量です。
現在の構成ではコンセントのワットメーターで確認しても、ディスプレイも含めたDTM作業環境全体で120Wもあれば十分な環境です。
動画編集になるとCPUもGPUも高負荷となりますが、それでも200W前後だと思います。
動画となるとGPUが非力ですが、作っても5~6分尺なので、エンコード中に食事やお風呂を済ませれば終了しているでしょう。
とりあえず完成
メインPCはサポート終了の2025年10月までWindows10で使うつもりでしたが、サブPCをWindows11環境でクリーンインストールしたら思いのほか良かったので、メインPCもクリーンインストールでWindows11環境にしました。
ついでに音源やプラグインエフェクトの断捨離も出来てスッキリとした環境になり、ストレージもCドライブを高速で容量を大きいものにしたので、快適な環境となりました。
『現在』の使用楽器やDAW、音源、プラグインエフェクトは「機材一覧」を更新してまとめておりますので、興味のある方はご覧ください。
しばらくはこれでいきましょう。(^^)
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