CANON EOS Kiss X9iが2017年4月上旬に発売されるようです。
トピックとしては「デュアルピクセルCMOS AF」の採用により、世界最速のAF合焦速度が実現されたことでしょうか。
昨年3月に発売された EOS 80Dと同じオールクロス45点AFが採用され、高精度な合焦が可能になったとのことです。
新世代映像エンジン DIGIC 7 搭載
映像エンジンは新世代の「DIGIC 7」が搭載されています。
今日現在でDIGIC7が搭載されたプロフェッショナルモデル、ハイアマチュアモデルは存在せず、デジタル一眼レフではエントリーモデルのEOS KissX9i、EOS 9000Dからの搭載となります。
なお、ミラーレスでは同じく2017年4月上旬に発売のEOS M6と2016年11月に発売されたEOS M5から「DIGIC 7」が搭載されています。
現在我が家にあるCANONのデジカメはEOS Kiss X5。
その前に使っていたEOS Kiss X4 が 2010年2月発売でDIGIC4
2011年3月発売の EOS Kiss X5 も DIGIC 4
2012年6月発売の EOS Kiss X6i は DIGIC 5
2013年4月発売の EOS Kiss X7 も DIGIC 5
2015年4月発売の EOS Kiss X8i は DIGIC 6
2017年4月発売の EOS Kiss X9i は DIGIC 7
これまでの発売スパンと異なりX8i から X9i までのスパンは2年になっています。
映像エンジンの進化は処理速度の向上によって大型のCMOSセンサーを搭載した時のレスポンスや、解像感の向上、低ノイズ化により高いISO設定が可能になったりします。
また、大型センサーで動画をフルハイビジョン60pで撮影するとそれなりの処理速度が必要となってくるので、動画撮影の仕様や機能向上にも映像エンジンは貢献しています。
EOS Kiss X9i と EOS Kiss X5 比較
EOS Kiss X9i | EOS Kiss X5 | |
---|---|---|
有効画素数 | 約2420万画素 | 約1800万画素 |
感度 | ISO100~25600 | ISO 100~6400 |
測距点 | 最大45点(クロス測距点:最大45点) | 9点 |
輝度範囲 | EV-3~18(中央F2.8対応測距点・ワンショットAF・常温・ISO100) | EV1~20(常温・EF50mm F1.4 USM使用・ISO100) |
画像処理エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 4 |
測光輝度範囲 | EV1~20(常温・ISO100) | EV-0.5~18(常温・ISO100) |
AF方式 | 専用AFセンサーによるTTL二次結像位相差検出方式 | 63分割TTL開放測光 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、 バルブ、ストロボ同調最高シャッター速度=1/200秒 | 1/4000~1/60秒(シーンインテリジェントオートモード)、ストロボ同調最高シャッター速度=1/200秒 1/4000~30秒、バルブ(すべての撮影モードを合わせて) |
連続撮影 | 最高約6.0コマ/秒 | 最高約3.7コマ/秒 |
ざっと個人的に気になる仕様のみサマリにしてみました。
2011年3月発売の EOS Kiss X5 から2017年4月発売のX9iの比較なので6年分の進化です。
個人的に好きなメーカーはCANONとPENTAX
PENTAX K-S2 / CANON EOS Kiss X5
デジタル一眼で好きなメーカーはキヤノンとペンタックスです。
キヤノンの好きな所はエントリー機の取り扱いが簡単でおまかせオートでそこそこ撮れるところ。
これは完全な好みですが、エントリー機特有のあまりキリッとしていない写りが好きです。
ペンタックスはエントリー機でもインターバル関係の撮影がカメラ本体だけで出来ること。
星空や天体の撮影に重宝します。
自分の中では手持ち&オートでそこそこ綺麗なスナップが撮れるCANON。三脚立てて風景や夜景、星空を撮るPENTAXという印象です。
あくまでエントリー機での私の勝手な印象ですが。(^^;
そういえばあと数日で PENTAX KP が発売されます。
次に買うなら X9i か KP か・・・・。
買わないけど悩みます。笑